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今年は寒い

フランス生活
01 /15 2022
滅多に氷点下になったりしないボルドーですが、今年はここのところ毎日のように最低気温がマイナス。今朝はこの冬一番の寒さで、-4℃!

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さすがに霜で庭が真っ白。

真ん中ら辺にボウボウと生えているルッコラ。さすがに凍ったかと思いきや、午後に見にいったら相変わらず生き生きしていました(笑)

オミクロン株拡大中で、毎日のように記録更新。今毎日150万件ぐらい検査していて、検査結果を送るサーバーがパンクしているらしいです(-_-;)。1日の感染者が30万人に迫る勢いで、さすがに身近な人で感染したという話も聞くようになってきたし。重症者はそこまで増えてはいないので、デルタ株が消えて良かったなという感じはしますが…。
フランスで導入されていたパス・サニテールは、ワクチン接種済みか、陰性証明、或いは罹患済みの証明だったのですが、今後ワクチンパスになることが決定。だからといって、今まで打たないできた人が打つとも思えないけど…。

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新トラちゃん

猫の日常
01 /14 2022
隣の屋根の上に、見たことのないちっちゃい猫がいたので、話しかけてみたら喜んでうちの庭にやってきて、いきなりスリスリ。人懐こくてかわいい!お隣の建物に住んでいるようで、それから毎日遊びに来て何時間でもうちにいる。

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来たよー。入れてー。

うちの中にも遠慮なく入ってきて、たまのにおいをチェック。

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奥にあるトイレも使ってみたり(-_-;)

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テラスでゴロゴロしたり。

でも、たまが出てくると離れたところでシャーっと言ってます。たまは他の猫を怖がったり、威嚇したりすることがなくて、あまり興味も示さないで無視しているんですが、この子は若くて小さいので、怖がりみたい。

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たまから見えないバーベキューの向こうにこっそり隠れてます。

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うちの中から見たところ。

この窓辺は午前中からお昼かけてに日が当たるので暖かく、お気に入りのようで、私が外から帰ってきたらここにいるこの子を見つけることもしばしば。うちの子が2匹になったみたい…(笑)

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Twist à Bamako

映画
01 /12 2022
マルセイユを撮る監督・ロベール・ゲディギアン、アフリカへゆく。

twistabamako.jpg 「TWIST A BAMAKO」
Sortie le : 05 janvier 2022
De : Robert Guédiguian
Avec : Stéphane Bak, Alicia Da Luz Gomes, Saabo Balde ...
あらすじ 1962年、フランスから独立して間もないマリ。首都バマコでは若者たちがツイストを踊り、青春を謳歌している。社会主義政策を推し進めるモディボ・ケイタ大統領の下、農村部を回って住民に新共和国の理念を説明するのが仕事のサンバは、強制的に結婚させられた夫から逃げてきた少女ララに出会う…。

なぜいきなり60年代のマリを撮ることにしたのかは分かりませんが、場所は変わってももちろん社会派な内容。マリは今でも政情不安なので、実際の撮影はセネガルで行われたそうです。しかし、主演の2人…、どちらもフランス生まれのフランス人、ひとかけらの訛りもないフランス語を喋るのがあまりにも不自然(笑)
マリが当初社会主義に傾いていたという歴史を知らなかったので、改めて勉強になりました。かなり厳しい内容なので、後味は良くありませんが、この監督らしい美しい映像で、つかの間のアフリカ旅行気分が楽しめます。

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Tromperie

映画
01 /11 2022
アルノー・デプレシャン監督の新作。

tromperie.jpg 「TROMPERIE」
Sortie le : 29 décembre 2021
De : Arnaud Desplechin
Avec : Denis Podalydès, Léa Seydoux, Anouk Grinberg ...
あらすじ 1987年。アメリカ人の著名な作家であるフィリップは、ロンドンに移住している。自宅とは別に、仕事場にしているアパートには、定期的に訪ねてくるイギリス人の愛人がいる。その合間にも、過去に付き合っていた女性たちが訪ねてきたり、故郷に戻って自ら訪ねて行ったりもする…。

アメリカの作家、フィリップ・ロスの自伝的小説「Deception(邦題:いつわり)」が原作。ここ1~2年の映画全般に言えることですが、コロナ禍で大規模な撮影が難しくなり、登場人物の少ない舞台劇スタイルの作品が増えていて、これもその一つ。ほぼ全編にわたって、ドゥニ・ポダリデス演じるフィリップと、女たちとの対話だけで構成されていて、場所も彼のアパートの中がほとんど。ある意味とても80年代のフランス映画っぽくて、原作がアメリカ人というのにちょっと驚いた。設定もロンドンですが、もちろん全部フランス語なんで、ちょっと変な感じはしますが(笑)
ひたすら会話なので、ポダリデスはもちろん、一番出番の多い愛人のレア・セドゥ、アメリカで入院しているエマニュエル・ドゥボスと、いずれも演技のうまい俳優で固めてあるのは良いんだけど、演出的にもうちょっとうまく見せられたんじゃないかな、という気がする。唯一緊張感があったのが妻の出てくる場面だけで、エピソードごとにブツ切れになって淡々としているのが退屈。
しかし、こういう色っぽい役にポダリデス…、かなり意外だけどそこはさすがに演技派、そこそこ説得力がある(笑)。
逆にレア・セドゥはあんまりセクシーじゃなかった。このポスターとか、さわりだけ見ると、もっとエロっぽいのかと思ったら全然そんなことなくて。80年代の設定なんですが、彼女どこから見ても現代的で、そういう風に見えない。オーバーサイズのコートをすごくオシャレに着てたりして、思いっきり今っぽくてかわいいです(笑)

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Un héros/英雄の証明

映画
01 /10 2022
もはやフランスではおなじみのアスガー・ファルハディ監督、カンヌでグランプリ受賞の新作。

unheros.jpg 「UN HEROS」
Sortie le : 15 décembre 2021
De : Asghar Farhadi
Avec : Amir Jadidi, Mohsen Tanabandeh, Sahar Goldust ...
あらすじ 
ラヒムは借金が返せず、貸主である元義父から訴えられ監獄に入っている。2日間の外出許可で、密かに付き合っている彼女が見つけたバッグに入っていた金細工を売って返済に充てようとするが、思い留まり、持ち主を探して返すことにする。この美談が噂になり、一躍ヒーローとなったラヒムだったが、話は思いがけない方向へ進んでしまう…。

イラン映画を観るといつも、ああ、私イランに住んでなくて良かった、という感想になってしまう。
借金が返せないばっかりに投獄されるというのもすごい(しかも、彼の相棒が持ち逃げをしたのであって、彼もとばっちりを食ったという方が正しい)し、死刑を宣告されている人が、お金を積めば釈放されるというのも訳分からん。
ラヒムは真面目で正直者、学もあって普段は大人しいのに急にキレたりするし、どうしても感情移入できない世界なところがこの監督をあまり好きになれない一番の要因かも。ラヒムの良い人っぷりやその息子も感動的で、二転三転する展開もスリルがあるし、SNSを使っている辺りは世界共通で、最後までしっかり見せてくれるので、これまでのイランを舞台にした映画に比べれば、理解できる部分も多いけれど。
しかし、日本では落し物が返ってくるのは当たり前なので、そもそも美談になりようがない話ですが、イランではありえない話なんだろうね(笑)

2022年4月1日より日本公開予定

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