fc2ブログ

バレンタインのケーキ

グルメ
02 /14 2023
今年はバレンタインが冬のバカンス中。どこかレストランに行っても良かったけど、前もって考えてなかったし、割高で選択肢のない特別メニューも嫌なのでやっぱりおうちディナー。メインは何にしようかな~、と買い物に行ったらアンガスビーフを売っていた。キロ25€とかだけど、一切れが小さいので単価としては高くない。お肉に厚みがないので、焼き過ぎないようにだけ注意。付け合わせがフリットではあんまりなので、ジャガイモとブロッコリーを茹でたものにコーンを加えてバターソテーしました。

valentin1_20230223071349fa5.jpg
全然凝った料理じゃないんだけど、めちゃくちゃ旨い~!料理はやっぱり素材だ。

という訳で、チョコレートではなくケーキを買うことにして、新しいお店Chouette Pâtisserieを発見。シュークリームの専門店なんだけど、ちょっとは普通のケーキもあるようだったので行ってみたら、シューを使ってないケーキは一つぐらい(-_-;)。でも、バレンタイン仕様のケーキがありました。

valentin3_202302230713525a8.jpg
Coeur Chocolat-Noisette(14€)

ブラウニーのベースとチョコレートのプレートで、ノワゼットのクリームと、チョコクリームの入ったココアシューをサンド。結構な大きさだったんですが、料理が割と軽かったせいもあり、2人で全部食べちゃいました(-_-;)
シュークリームの部分はダークチョコで甘さ控えめでしたが、ノワゼットクリームがちょっと甘かったかな。
色んなフレーバーのシュークリーム(2€)があって、それ以外もサントノレとか、パリ・ブレストとかシューを使ったお菓子。メリアデックから近いジュダイク通りにあるので、行きやすい。

valentin2_20230223071350256.jpg
箱にはなぜか日本語が。

店名のシュエットは梟のことなんですが、素敵とかサイコーといった意味にもなります。もちろんシューに引っ掛けてのネーミングなんでしょうが、ただフクロウと書かれても…(笑)

valentin4.jpg
今年のお花。いつものお花屋さんがなくなっていたらしく、トリュフォーで。

ランキングバナー  ランキング参加中!

変わらない安定の味 Le Scopitone

グルメ
11 /02 2022
友達が久しぶりにランチしようよ、と言ってきて、彼のお気に入りのLe Scopitoneへ。
このお店、コンフィヌモン中なんてずっと閉まっていたし、次々と新しいオシャレなお店ができているla Vieille Tour通りにあるので、大丈夫なのかなぁなんて思いつつ、ずっと行ってなかったのでほんと久しぶり。
スクープ・メニューは3品19€になってましたが、他のお店に比べれば相変わらずお得。

scopitone.jpg
なんだか盛り付けがオシャレになってる!

シャケには野菜のフランが付いてきましたが、ステーキはフリットだけとシンプル。でも味は抜群!
前菜はカボチャのスープか、ニシンのサラダで、これもおいしかった。デザートだけは選択肢がなくてティラミスだったけど、代りに温かい飲み物にすることもできました。私たちはデザートの後でカフェを追加したら、すごくおいしい生チョコレートを持ってきてくれました。近所のおいしいチョコレート屋さんのかしら…。
グラスワインのグラーヴもおいしかったです。

ランキングバナー ランキング参加中!

Le Bistrot du Gabriel再訪

グルメ
09 /24 2022
今年の誕生日は、またもやあんまり前もって決めていなかったので、直前でも割と予約の取りやすいガブリエルのビストロに行くことにしました。前に来たのはいつだったかな~、と過去ログを見てたら、え、10年前?!…そんなに経っていたか。実はその後シェフが変わったりしているのですが、相変わらず上のガストロノミックレストランは1つ星を確保しているし、変化の激しいボルドーのレストラン界ではもはや安心の古株といった趣。
木・金のランチメニューは27€、夜のメニューは35€からと、この立地にして驚くべきコスパの良さ。

gabriel1_20221108075646a58.jpg
夏の間外観工事してましたが、終わったようです。

前は階ごとにサービスも分かれてたように思うけど、今回は地上階のバーに入っていったらすぐに案内の係がやってきて、全部の予約をチェックしているようでそのまま上のビストロまで案内してくれました。
今回は選択肢のないテロワール・メニューは内容がちょっとイマイチだったので、ちゃんと選べる46€の季節のメニューにしました。

gabriel2_20221108075647cf7.jpg
ワインはカノン・フロンサックのCh. Lamarche Canon 2019

gabriel3_20221108075649593.jpg
前菜は白身魚のタルタルと

gabriel4_2022110807565026d.jpg
エビのソテーだったかな?

タルタル見た目は地味ですが、おいしかったです。エビは別添えのソースが、なんか凝った説明だったんだけど非常に薄味(笑)で、何が入っているのかよく分からなかった。
このお店、お料理自体もあっさり系なんだけど、量もあっさりしているのが個人的には好み。

gabriel5_20221108075652179.jpg
メインは低温調理の豚のロースト、ポレンタ添えと

gabriel6_202211080756535ec.jpg
マグロのタタキ。

マグロはちゃんと中がレア。付け合わせはおっきな貝型のパスタの中に小さい野菜が色々入っていて楽しい。豚もしっとり焼かれていてソースが激ウマ。ポレンタって私はそんなに好きじゃないんだけど、ここのはさすがのおいしさでした。

gabriel7_20221108075655fa1.jpg
デザートはprinceがチーズ。

1人分なのにこんなにたくさん。2人で分けたからいいんだけど(笑)

gabriel8_20221108075656608.jpg
私はカフェ・グルマン。

4つも載ってきました。実は、イチジクのデザートにも惹かれたんだけど、これにも入ってるはず!と思ったら、入ってはいたがミニミニ(笑)。これも2人でちょっとずつ食べました。カフェにもクッキーが付いてきたから、正確には5つ。このクッキーもおいしかった!

この日、隣のテーブルに10人ぐらいのアメリカ人グループがいたんだけど、アメリカ人にはこんなのじゃ足りないんじゃないのー?と思ったいたけど、皆さんとても満足して帰られていたようです。
最近できた評判のいいお店に行くと、どこか残念なところがあるんだけど、ここはそれがない。サービスも完璧だし、広さもそこそこあって大人数でも対応できるところも魅力。やっぱり安定のお店なのでした。

ランキングバナー ランキング参加中!

アツいランチ Atelier des Faures

グルメ
07 /20 2022
パリに住んでいる友達がボルドーに来ているので、ランチすることになった。たまたまだけど、猛暑が一段落したところで良かったね、と言いつつ、前から行ってみたかった裁判所前のお店Atelier des Fauresを予約。冷房があるかどうかわからなかったけど、そこまで暑くないし大丈夫かと行ってみたら、思いっきり店のドアが開け放たれている。ここ、前にあったお店も評判が良くて一度ランチに来たけど、暑い時じゃなかったので良かったのよね。割と狭い店だし、南向きで日が当たるので、外のテラスも暑い(-_-;)
ま、でも予約しちゃったし、行ってみますか。

お昼のメニューは2品で19€か、3品で24€。前菜、メイン、デザートとも2種類あって選べます。このお店、前からチェックしていたんだけど、メニューの種類がすごく少ない。新鮮な食材を使っていれば、自然とあれもこれも用意はできないので、こういうところは安心できる。

faures1.jpg
写真ちょっと失敗したけど、トマトの前菜。

食感は生っぽいトマトだったけど、ちょっと加熱してあるような味の濃さ。ハーブやスパイスでなかなかパンチの利いた味。

faures2.jpg
メインのお魚。タラだったかな。海苔巻きになってました。

あっさり目のソースと、色鮮やかな紫キャベツとラタトゥイユの付け合わせ。

faures3.jpg
お肉はこんがり焼かれた豚のロース。こちらのキャベツは黄色。

暑かったので私はあっさりと魚にしましたが、princeの頼んだ豚も味付けがしっかりしておいしかった。キャペツもピリリとした味付け。レユニオン島のキャベツって書いてあったんですが、どこが違うのかは分かりませんでした(笑)
やっぱり店の中は風が通らないので暑くて、デザートはパス。

faures4.jpg
princeはチーズを選んでました。

食後に外に出たら、外の方がよっぽど涼しい(-_-;)
お料理は大変おいしかったですが、涼しくなってからまた行こう。夜はちょっと高めのコースになるけど、このクオリティなら納得です。

ランキングバナー ランキング参加中!

新・狼のレストラン Restaurant Le Loup

グルメ
06 /29 2022
一旦ボルドーを離れて南西部にある友人の別荘へ行っていたJちゃんとお姉さん、いよいよ明日はイギリスへ帰るので、最後のディナーをご一緒することにしました。Jちゃんは以前に来た時に行ったRestaurant Le Loupにまた行きたい、と言うのでサイトをチェックしてみたら、あれ?様子が違う?めっちゃくちゃトラディショナルな店だったのに、ビストロノミーと書いてあってこじゃれた雰囲気。値段も前菜+メイン+デザート=43€と大分上がっている。前とはシェフかオーナー(または両方)が変わったみたいだけどいいの?とJちゃんに聞いたら、彼女もそれはチェック済みだった。
イギリス人らしく、早めのディナーが良いというので、19時半に予約。もちろん一番乗り。メニューを見ると、選択肢が2、3ずつしかないので、ちゃんとフレッシュな食材が使われているようです。注文を済ませてワインはとりあえず赤のボトルを。

loup2_2022071523233869e.jpg Baies de Bernateau (Saint-Emilion)

2016だったかな?シャトー・ベルナトーには行ったことあるのですが、その時にはこれはなかったのでセカンドの名前が変わったのか、それとも違うキュヴェなのか…、とにかくサンテミリオンにしてはかなり力強いタイプ。時間が経つとまろやかになっておいしかったです。
なかなかお料理出てこないな~、と思っていたら、

loup1_20220715232335aab.jpg
おもむろにやってきた突き出し。グリーンピースとトマトのジェラートに、コチュジャン風味のソース。

おいしい!そしてかなり辛い!フランス人大丈夫か?(笑)
他にまだ誰もお客さんいなくて、しかも十分作り置きできる突き出しなのに、注文し終わってから軽く30分以上は待たされた(-_-;)
厨房にはシェフひとりっきりっぽかったので、仕方ないのかもしれないけどね。

loup3_20220715232339855.jpg
仔牛、パルメザン、エストラゴン、フランボワーズの前菜。

ピザ風の盛り付け。タタキなのかと思ったら、もっとちゃんと火が通っていてハムみたいな感じ。柔らかくておいしい~。量もタップリ。

loup4_20220715232341d2a.jpg
イチゴのガスパチョ、ルバーブのアイス、キントア豚のヴァントレシュ(胃袋の塩漬け)添え

ガスパチョというからには辛く味付けしてあるかと思ったら、イチゴにルバーブ、果物の自然な甘さだけで、カリカリに焼かれたヴァントレシュがなければそのままデザートでいける。

loup5_20220715232342be3.jpg
メインのお魚のタジン。付け合わせはヒヨコ豆、ニンジン、パネ、オリーヴと別添えのオレンジ。

これ、野菜が全部ヒヨコ豆サイズにカットされてる、と思って食べたら、ヒヨコ豆はピュレにしたものを丸めて揚げてありました!芸が細かい。!段々ソースが染みてきてふにゃっとなっちゃうのが残念だったけど。

loup6_202207152323446d0.jpg
イベリコ豚のリブ。付け合わせはポレンタとフヌイユ。

これもボリュームたっぷり。ちゃんと切りやすいように大きいお皿が出てきてますが、ほろほろになるまで煮込まれていて食べやすそうでした。八角とかの入った中華風の味。

loup7_202207160146594c3.jpg
デザートのアイスクリーム3種盛り合わせ。

ただのアイスに終わらない、芸術的な盛り付け。アイスもハーブ、イチゴ、チョコミントだったかな?凍らせたミントの葉も乗ってます。もう1種類のデザートは、杏のフォッカッチャだったかな?こんなお腹いっぱいでパン系のデザートはちょっと…、私はアイス一択でしたが、イギリス人はパンだけどおいしいよ、と言ってました(笑)
お料理はほんとにどれもおいしくて大満足、サービスのお兄さんもとても感じよかったのですが、デザートが出てくるのにまたかなり待たされて、気がついたら3時間経ってました。途中からお店も混んできてたし、私たち4人だったのでさらに時間かかったのかもしれないけど、でも最初が遅かったからなー…。今、どこもレストラン人手不足なので、ほんとは増やしたくてもできないのかも。もう少し早く出てくれば完璧なお店なのに、惜しい。

ランキングバナー ランキング参加中!