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ジロンド県庁のお役所仕事

フランス生活
01 /02 2023
10年ごとの滞在許可証更新。本来去年の10月には取得しているはずの新しいカードを年が明けてやっと手に入れました。
前回までは、県庁へ行く度に何時間も列を作って並ばされていたのが、コロナのおかげですべてオンラインで必要書類が提示されるようになり、郵送して後は指定された日に出向いて本人確認、出来上がりはSMSで連絡が来るので自分でランデブーを取って受け取る、という方式になり、直接出向く時には時間指定されているので、待ったり並んだりはない、はず(笑)。とは言ってもそこはフランスのお役所仕事、そんなスムーズに済むことはあり得ない。大体、私はほぼ毎日のようにこの県庁の前を通るのですが、しょっちゅう入り口に列ができている。

前回書いたのを見直してみると、1カ月前まで待ってから通知が来なかったので自分で申請用紙を貰いに行っていたけど、今回は早めに情報収集して、ジロンド県の場合は2か月前から申請できる、と書いてあったので、きっかり2か月前に郵送した。と言うのは、今、と言うか去年からずっとだけどフランス中で身分証明書の発行が困難になっているというのをニュースで聞いていたから。コロナ禍で更新が滞ったり、どうせ旅行しないからと先延ばしにした人が多く、やっと自由に旅行もできるようになった去年に申し込みが殺到。フランス人の身分証明書やパスポートは、居住地以外の市役所でも申請できるので、空いている場所を求めて何百キロも移動する人まで。外国人の滞在許可証は県庁だから直接は関係ないけど、発行するカードのシステムは同じ。それにウクライナ専用窓口ができたりもしているし。
そしたら、郵送した2日後には、6カ月有効のレセピセ(仮の延長証明)が送られてきた。10年カードになってから今まで、比較的すぐに更新できてレセピセを貰ったことなどなかったのに、これは2か月では到底できないと最初から分かっているということだな、と思い気長に待つことにした。そして、カードの期限が切れて2週間ほど経ったころ最初の呼び出し。意外と早かったな、と思いつつ時間の10分前ぐらいに行くと、ちょうど県庁前でデモをやっていて黒山の人だかり。それをかき分けて入り口に辿り着くと、呼び出し状をチェックする警官がいなくて10分ほど待たされる。時間過ぎちゃう~、と焦りながらなんとか時間通りに入り、窓口に行ってみたらまだ前の人が終わっていなかった。ほっ。ここで書類の原本を確認するでもなく、パスポートと滞在許可証を見せただけで、じゃあ指紋を取ります、と右手、左手、と取って終わり。1カ月以内にはカードができてSMSが届きます、と言われた。ここで一応、今度のはcarte de résident permanentですよね?と確認する。「permanent」が付いたつまり永住カードがというものができたのは2007年だったけど、これは法律ができただけで、前回の2012年の更新の時にはそんなことはどこにも書いていなくて、まだ取れたという話も聞いたことがなかった。そこからさらに10年経ったので、さすがに今は更新申請の書類にも明記してあり、こちらを希望する場合には語学力を証明する書類を添付すること、とあったので、ボルドー大学のディプロムを出しておいた。私は10年カード、carte de résidentを2回取っていて、今度が3回目。ジロンド県の場合は20年連続して住んでいる人か、60歳以上の場合にしか申請できないとなっているが、国の説明では10年カードの1回目の更新の時から可能で、2回目の人は自動的にこのカードになる、と書いてある。
詳しくはこちらへ
Carte de résident permanent d'un étranger en France

窓口の人はええと、と私の書類を見て、いや、普通の10年カードよ、と言う。申請はした?と聞く。したも何も、permanent用の申請用紙がある訳じゃなく、同じ書類じゃないですか、ディプロムつけろって書いてあるから入れてます、と言ったらそれを見て、ああそうね、じゃあここに書いとくわ、とファイルの表にボールペンでpermanentと書き足された(-_-;)。そんなんで大丈夫かなあ、と嫌な予感。

そして、3週間ほどすると、また郵便が来た。おかしいな、SMSのはずなのに、と開けてみると、なんとシステムの不具合であなたのデータが消滅したので、もう一度指紋登録に来いと書いてある
それも、指定されたのは1カ月以上先!一体何人分のデータが消えたんだ?!なんでバックアップ取ってないんだ?
もう、信じられないですよね。そして、指定の日に行ってみると、周りは同じ状況で2度目に呼び出された人ばかり。そして、窓口に行くと、機械が動かないの~、とか言って待たされること1時間余り。ああもう、どいつもこいつも無能で腹が立つ!!!
こんな状況、フランス人だったら暴動が起きてますよ。でも、ここにいるのはみんな外国人。誰も文句ひとつ言わず、大人し~く待っている。やっと再開した窓口の人に向かって、頑張ってね、とかまで言っている。私の順番がやっと来て、係の人にまたpermanentよね、と確認して帰った。
待望のSMSが来たのがクリスマス前。しかし、ランデブーを取れと書いてあるのは県庁のトップページ。不親切~。フランス語に不自由なくてもちょっと探しましたよ。
受け取りのランデブーを取るページはこちら Remise d'un titre de séjour - convocation

そして、もちろんクリスマスから大晦日にかけての週は予約できなくなっていた。いっぱいだったというより、窓口が閉まっていて受け付けていなかった方に一票(笑)
というわけで、年明けの2日を予約。その時点で予約している人が少ない時間を選んでおいた。
県庁の入り口に着くと、いつもは手前で確認を取っている警官がいなくて、直接入り口のところへ。珍しく外で待たされず中に入れた…、と思ったら、待合のホールが座る場所がないほどいっぱい。そして渡された整理券を見ると。

sejour.jpg
なんと49人待ち

見ていると、許可証を出している窓口は4つしかない。そして、何も問題なくさっさと済ませている人は2、3分で終わってるけど、なぜかずーっとごねている人もいる。一体5分の枠に何人予約を詰め込んでるのか知らないけど、それだけを捌くキャパがないのになぜ受け付ける?予約の意味全くなし。30分過ぎたところで25人ぐらい進んでいたので、こりゃ1時間待ち…、直後に予定など入れていなくて良かった。全く。

そしてやっと順番が来て、貰ったカードをみたら、今までと同じ「Carte de résident」の表示があって、10年後の期限が書いてある。あのー、ペルマナンを申請したんだけど、と言うと、それ、ペルマナンよ、10年カードなんだからtemporaireじゃないでしょ、と言う。ジロンド県庁の人って、違いを分かってないというか、存在自体知らないのか?って対応。そうじゃなくてさー、と粘ってたら、上司が来るから彼と話をして、と追い払われた。で、出てきた上司に、また同じ話をすると、やっぱり同じ答えをされる。そうじゃなくて、無期限のカードがもらえるはず、と言ったら、私のカードを持って奥に引っ込んでいき、戻ってきたらコードを確認したらあなたのカードはpermanentになってる、それはこっちの登録上の違いなだけで、カード自体の有効期限は10年だからそれが記載されてるだけだ、と言い放った。カード種類にpermanentの表示がされていないのに、そんなことを言うのはおかしいと思うけど、彼がそう言う以上こっちは引っ込むしかないので、じゃあ次の更新の時には無条件で更新されるのね?と念を押して帰ってきました。ほんとかどうかは10年後じゃないと分かりませんが(笑)

<カード見本> 色とデザインが変わりました。

Titre de séjour européen(TSE) | IN Groupe

まあね、どっちみちフランス人の身分証明書と同じく、10年後には新しいカードに更新しなければいけなくて、10年カードを持ってる以上、審査などはないので手続き上の大差はないんだけど。ちなみに費用は225€。結構な値上がりです。そして、3カ月も遅れたというのに、発行日は前のカードが切れた日になっていた…。期限より前だった時は更新の日に前倒ししたくせに。
こういう手続きをやる度に、いっそフランス国籍取っちゃおうかなと思わないでもないです…。

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25年の時を超えて

フランス生活
07 /29 2022
昔話を始めると長くなってしまうのですが、日本にいた20代の頃、やたらコンサートや演劇に行っていました。今もその生のライブが好きな気持ちは残っていて、音楽ならCDよりコンサートで聞きたいし、映画よりも舞台を見たい。経済的なこととか、地方都市に住んでいるという物理的な問題もあって今はめっきり出かける機会は減っているけれど。
フランスに来る時に、当時好きだったアーティストのCDをあれこれ持ってきたのだけど、日本の生活が遠ざかるにつれて段々聴かなくなり、すっかり忘れていきました。それが、確か4月ぐらいだったと思うけど、なんとなく、ホントーに何とはなく、庭しごとをしている最中かなんかにふとOriginal Loveの曲を思い出して、久しぶりに聴いてみたくなりました。



デビュー曲の「Deep French Kiss」が大阪のFM802のヘビロテになっていて、公開録音の無料コンサートに行ったら、おそろいの別珍のスーツ着たお兄さんたちがめちゃめちゃかっこいい音楽をやっていた。ヴォーカルの田島貴男は当時25歳で、すでにライブではなかなかキレていたけどまだちょっとシャイでお茶目。ハマりましたね。それ以来ライブに通うようになりました。でも3年目ぐらいからバンドメンバーが段々欠けて行き、遂には田島くん一人になって、当初踊れるジャズをやりたいと言っていたのに、96年に出たアルバム「Desire」ではワールドミュージックの旅に出てしまった。しかもこの頃が多分オリジナルラブの人気絶頂期で、広いホールの2階の後ろの方の席とかしか取れなくなり、クアトロで観ていた時のような親近感もなくなってしまい、以降、コンサートも行かなくなりました。それでも、日本にいる間はアルバムが出れば一応買って聴いていたので9枚目の「L」までは全部持ってるんですが、フランスに持ってきたのはデビューアルバムの「Love! Love! & Love!」と3枚目の後で出たベスト盤だけ。

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デビューアルバムなのに2枚組。不動の人気を誇る「夜をぶっとばせ」はじめ、名曲揃い。

ファンや評論家の間で最高傑作と挙げられることが多く、田島くん本人が今でも自信作だと言っているのは94年の「風の歌を聴け」ですが、そもそもこのアルバムからバンドメンバーが減り、ジャズからブラジル音楽へと方向転換が始まって、デビュー当時からのファンは離れていったんじゃないかな。一緒にコンサートに行っていた私の周りの友達も、もうオリジナルラブはいいわ…という感じになったし。そりゃあね、あれだけオシャレでかっこよくセクシーな歌を妖しく歌ってた人に、子供ができて人生最良の日~とか言われたら、引くよね(笑)。改めて聴くと、ライブで盛り上がる曲も多いし、この頃の歌い方が一番好きっていう人が多いのも納得なんだけど。
で、私が今も聴きたいのは手元に持っているアルバムなんだけど、うちでは今CDが聴けない。DVDプレーヤーが壊れて以来、今使っているパソコンにはドライブが付いていないので、古いパソコンを取り出してきてMP3に落としてUSBキーに入れて…なんてめんどくさいことをしなければいけないので、YouTubeで探しました。私、何か探してるとき以外ユーチューブなんて見ない旧人類なので、アーティストのチャンネルなんて見たこともなかったんだけど、アルバム全曲上がってるのね。びっくりした。そりゃあ誰もCDなんて買わなくなるわ。まあこれできっかけを作って、後はライブに足を運んでもらったり、コアなファンになってもらえればCDも買ってくれるってことなんでしょうけど。今の世の中、色々大変だねえ。私のように、たとえ買ってあげたくても買えないし、買っても聴けない状況にある人にはこんなに便利なことはないけれど。配信で買うこともできるけど、どうせ買うならCDで買いたいじゃないですか。
かくして、私が田島くんのことを忘れていた20年以上の間に音楽業界の地殻変動がおき、オリジナルラブもインディーレーベルになってたり、音楽自体もさらに変遷していきつつ、またジャズに戻ってきたりしていることが分かりました。ツアーも若かりし頃のようなライブハウスが中心。そして、93年の曲「接吻」がCMに起用されたり、TikTokで流行っていて若者の間に浸透してリバイバルヒットしている!この曲、ドラマのタイアップだったけど当時そこまで売れた訳でもなく(そもそも、初期のオリジナルラブのシングルはほとんどタイアップが付いていた)、個人的にも好きな曲だけど特に思い入れはなかった。アルバムにも入らなくて、ベスト盤にしか入っていないし。でもね、デビュー30周年を迎えてセルフカバーしたバージョンを聴いたら、ジャズっぽいアレンジになっていてめちゃくちゃかっこいいじゃないですか!見た目すっかりむっちりしたおっさんになっていて目が点になったけれど(-_-;)、歌は格段に上手くなっていて、声はむしろ当時より軽やかで若々しいぐらいで、これ本当に田島くんが歌ってるの?と耳を疑った。



でね、いろんなことを乗り越えて、それでも30年音楽やり続けて頑張ってるんだなあ、ってなんか嬉しくなりました。コロナでライブができなくなっても、配信で地道にやってたり、バンドでできなくてもひとりで弾き語りとか。で、過去のライブ映像を観たりしていたらすごく参加したくなってきて、東京のライブ配信のチケットを購入。海外からアクセスできるかどうか分からなかったので、ちょっと調べたら大手が配信している売れっ子なんかだと、手続きが非常に複雑らしく、日本のクレジットカードじゃないと撥ねられるとか、日本の固定電話で本人確認必要とか、まあうるさいこと。オリジナルラブはスタッフが手作りでやってるっぽく、購入も全く問題なく済んだし、過去に海外から視聴できたというコメントも見かけたので、とりあえず安心。

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お茶の間ライブ開始!

日本ってライブ時間早いんですね。日曜だったから17時半開始。こちらは朝の10時半。1万キロを隔てて今やっているライブが見られるこの不思議。コロナも悪いことばかりじゃなかった。
映像すごいキレイで良かった。実際会場にいたら見えないアップで見られるし。音はパソコンなんで…、でもイヤホンで堪能しましたよ!そして選曲がまた。30年で19枚もアルバムが出ていて、持ち歌めちゃくちゃあるのに、ほとんど私が一緒に歌える曲ばかりだった(笑)。一応20年のブランク分をおさらいしておいたんですが、アンコール含めた20曲中、2000年までに発表された曲が18曲で、最新アルバムからはシングルの1曲のみ。考えてみたら、オリジナルラブのコンサートは25年ぶりぐらいだったんだけど、当時とセトリあんまり変わらないんじゃないかというぐらい。
どう考えても、何かに呼ばれたとしか思えないんですけど。このタイミング。
懐かしさ余って、応援ついでにライブの2日後、田島くんとギターの小暮さんの2人がツアーを振り返るアフタートークも視聴してしまいました。何しろ今円安で割安感あるし(笑)。トークと銘打っていたけど、こちらも2人のギターで3曲も歌ってくれ、かなり満足。

そして、夏の間中、フェスに参加しまくりの田島くん。
フジロックはユーチューブで無料配信と太っ腹。日本では真夜中の再配信でしたが、こちらはちょうど夕食時。


全身真っ白で涼しげだけど、炎天下の真昼間にスーツは暑かっただろうに…(-_-;)
頑張るなあ、オヤジ。いや、めちゃくちゃかっこよかったです!
たとえ今、会場に行けたとしても、20代の頃のようにずっと一緒に踊れる自信は全くない。田島くんより若いはずなんだが、私(笑)。
なんか、すっかり追跡モードに入っています。次の9月のライブ配信もポチってしまいそうな予感…。

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ついに我が家も。

フランス生活
07 /04 2022
先週レストランに行った時、princeが途中からいつになくもう食べれない、とか言い始めて、デザートもパスした。そこまでボリュームたっぷりだった訳でもないのに、変だなと思っていたら、次の日には喉が痛いから風邪かなと、念のために職場で配布されたテストキットで確かめて、大丈夫、Covidじゃないと言っていた。その2日後、私も喉が痛くなり始めた。うちの家ではいつでも、彼がどっかで風邪を拾ってきては私にうつす、というパターンなので、またかー、と思っていたら次の日には微熱も出た。3日目には熱は下がったけど、喉がひどく痛くなってきて、何かいつもと違う感じだし、私もテストしてみよう、とキットを手に取りました。
この2年、フランスではずっとPCR検査も薬局での抗原検査も無料で、ワクチンが普及してからも接種していれば無料。処方箋もいらないので、ちょっと確認したいだけでもすぐ検査してもらえる。でも、今までそういう機会もなかったし、旅行もしていないので、1度も検査を受けたことがない。で、どのぐらい綿棒を突っ込んだらいいのかとか感覚がイマイチ分からなかったのですが、説明書に突き当りまで突っ込めと書いてあるのでくしゃみが出そうになりながらぐりぐり。

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思いっきり陽性(-_-;)

喉が痛いのを何とかしたかったので、かかりつけのクリニックにオンライン診察の予約を取り、Covid陽性だというと、予想されたことだけど、パラセタモルを飲めと言われた。まあね、鎮痛剤だから喉が痛いのにも効くのかもしれないけど、トローチみたいなものが欲しいじゃないですか。で、麻酔効果のあるのど飴みたいのを処方してくれたけど、これって保険のきかない薬なので、別に医者に頼まずとも直接薬局に行って買えばよかった。もっとも、他人との接触は控えないといけないので、princeに行ってもらったけど、どう考えたって私にうつしたのは奴なんだから、彼もキャリアでしょ。アンタ、出かける時はちゃんとマスクしなさいよ、と言っておきました。
それにしても、なんで彼は陽性にならなかったんだろう。やっぱり突っ込みぐりぐりが足りなかったんじゃ…(笑)

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アパートのみんなでパーティ

フランス生活
05 /20 2022
パリから始まって、今はフランス全土だけでなく、ヨーロッパ、そして世界に広がっている(らしい)La Fête des voisins、年に1度、同じアパートの住人が集まって親交を深めましょうというイベント。始まりは1999年というから、私がフランスに来た時に始まったのか~、全然知らなかった(笑)。まあわざわざそんなことしなくても、学生がたくさん住んでいる界隈では、気軽にモノの貸し借りとかして、自然にやり取りもするけど、世代間の違いがあるとなかなかね。あと、うちのように小さいアパートでは、全員顔見知りで、感じの悪い人とか問題を起こす人とかがいるとこの手のイベントはやりにくい。
で、今年、2年ぐらい前から住んでいるアカデミック系キャリア女子が、かねて仲良しの大学院生女子と一緒にやりませんか?と言ってきたので、じゃあうちのテラスで、ってことになった。今の住人はみんな感じが良い人ばかりだし。ただ、結構長いこと住んでるのに、挨拶以外ほとんど会話したことない人もいる(-_-;)

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みんなでつまんで食べやすいように、ケーク・サレをマドレーヌ型に入れて焼きました。
ベーコン入りと、キノコ入り。あと、写真撮り忘れたけどメキシコ人直伝のグワカモレとチップス。

言い出しっぺの若い女子二人は、それぞれキッシュとトマトのタルトを持参。猫好きお姉さんはプチトマトとチョリソー入りの一口パイと、やはり手で取って食べやすい配慮がされてます。社会人と学生の差か、はたまたフランス人とそれ以外(うちのアパート半数は外国人)の差か(笑)
さて、これでみんなかな~?と自己紹介から始まって、和やかに飲んだり食ったりしていたら、一人の男の子が建物から出ていくのが見えた。彼は多分参加しないねー、と言ってたら、ワインとスナックを手にして彼が戻ってきた!彼のアパートはうちのテラスに面しているので、みんなの様子を窺ってやっぱり参加しようと思ったのかな。手ぶらじゃ行きにくいから、近所の遅くまで開いてるスーパーに走ったようでした。無口なのかと思っていたら予想外にお喋りで、すぐに女子たちと砕けて喋る彼(笑)
このメンバーなら良さそう、と思っていたけど、思った以上に楽しい集まりでした。若い人が多いので、みんな自然とお互いtuで喋っているんだけど、私たちにはvousと言われる。
自分はみんなとそんなに変わらないつもりでいるのに…(-_-;)

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スニーカー新調

フランス生活
02 /03 2022
たくさん歩いても疲れないので、ここ4、5年履き倒していたスケッチャーズのスニーカーがさすがにボロくなってきたので、2シーズン前ぐらいからバーゲンの度に探していたんだけど、なかなかこれというのがなくて買ってませんでした。今年のソルドは全然人出がなくて、小売店は散々みたいですが、ボルドーきってのショッピングエリア、サント・カトリーヌ通りはいつも通りたくさんの人だけどね…。
スポーツショップは郊外のショッピングセンターに大きいのがあるので、街中のお店はこじんまりしていて品揃えもあんまり。ここ数年のブームでスニーカー専門店はたくさんあるけど、そういうところはレアアイテムを揃えていたりして高い。気に入っていたイタリアの靴屋さんがなくなってしまったので、ここっていう店がないんだよな…、と思いつつ歩いていて、そう言えばほとんど行ったことのないPromenade Sanite-Catherineに確かCitadiumが入っているはず、と行ってみたら、プランタングループなだけに他では見ないメーカーのがあったり、カラフルでお洒落。どこの店に行っても似たり寄ったりで、人と被るようなのばっかりのが多い中、ここはオリジナリティが溢れている。
で、ソルド終盤で私の小さい足にピッタリのが残っていました。

saucony.jpg
Saucony Jazz 81

これ、サッカニーって読むんですね、知らなかったわ(笑)
メンズの方はもっとビビッドな色があってかわいかったんだけど、レディースはパステルカラーしかなかったので、グレー×ゴールドにしました。81年の復刻版らしいですが、デザインが優秀なだけでなく、歩くと三角形のソールのパターンが吸盤のように地面に吸い付いて、フィット感がすごい。足首周りは固い訳ではないのにしっかり固定される。良いのに出会えてよかった。

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