燃えた市庁舎の扉
ニュース
年金制度改革に反対するデモは、今年の初めから行われているのですが、国会で過半数を持たない今の与党は党外の勢力をまとめきれず、強行採決するに至って反対運動が過熱。≪49.3≫を合言葉に(法案の強行採決は憲法49条3項で規定されているから)、改革は必要だと思う人もこのやり方は民主的じゃないとデモに参加したりして、60年代の五月革命を彷彿とさせる盛り上がりを見せている。しかし、ジレ・ジョーヌ騒ぎの時と同様、デモに乗じて壊し屋が多数商店や公共の建物を破壊したりし始めて不穏な雰囲気になってきた。
そして、先日9度目のゼネストの日。ボルドーの市庁舎の立派な門扉が放火されたのです。木製の巨大な扉は建物の建造当初のオリジナルで、18世紀のもの。見るも無残に黒焦げになって、修復は不可能とのこと…。

でもね、さすがに長い歴史を耐えてきた立派な木だけあって、木炭化しても、消火のショックにもめげず元の形状を保っています。横の壁の石が放水の勢いでボロボロになってしまっているのと対照的。

もう1枚の扉には市長のメッセージが。
これを見ると分かるけど、石に守られていた端は燃えてないんですね。燃えたのは外側だけで、内側はちゃんとペンキの色も残っている。でもやっぱり、元には戻せないのかなあ
イスラム過激派が遺跡を破壊したりするのもそうだけど、文化財の価値を理解しない輩には本当に憤りを覚えます。
この門のすぐ前のカフェも襲撃されたそうで、まだ工事中で閉店でした。とんだ迷惑だこと…。
そして、先日9度目のゼネストの日。ボルドーの市庁舎の立派な門扉が放火されたのです。木製の巨大な扉は建物の建造当初のオリジナルで、18世紀のもの。見るも無残に黒焦げになって、修復は不可能とのこと…。

でもね、さすがに長い歴史を耐えてきた立派な木だけあって、木炭化しても、消火のショックにもめげず元の形状を保っています。横の壁の石が放水の勢いでボロボロになってしまっているのと対照的。

もう1枚の扉には市長のメッセージが。
これを見ると分かるけど、石に守られていた端は燃えてないんですね。燃えたのは外側だけで、内側はちゃんとペンキの色も残っている。でもやっぱり、元には戻せないのかなあ

イスラム過激派が遺跡を破壊したりするのもそうだけど、文化財の価値を理解しない輩には本当に憤りを覚えます。
この門のすぐ前のカフェも襲撃されたそうで、まだ工事中で閉店でした。とんだ迷惑だこと…。