住宅ローンの組み直し
アパート購入
2011年に今のアパートを買った時に組んだローンの話を書きました。クルチエ(仲介業者)を利用して、当時の平均利息4%に対して3,40%とかなり良い数字が得られたので、その後金利が下がってもあまり関係ありませんでした(フランスはほとんどの場合固定金利)。しかし2015年ぐらいから更にガタガタと下がり続け、ニュースで史上最低、と言うのを聞くにつけて、借り換えを考えるようになりました。去年の夏には遂に2%を切るようになり、銀行の担当者に連絡を試みるも、全く返事がない。ここの銀行、思えば最初の借り入れの時も非常に仕事が遅くて、期限を過ぎてしまったっけ。
業を煮やして、他行に預けていた貯蓄をここの口座に移し、電話、メール、ウェブメッセージとあらゆる手段を講じてやっとコンタクト取ることができ、年末にランデブー取り付けました。やっぱりまとまったお金が口座に入ってると連絡してくるのか、文字通り現金な奴
最初の面談でいきなりいい利息を提示されるとは思っていなかったので、交渉の道具にすべく、クルチエの一つ、meilleurtaux.comでシュミレーション。もっとも、こちらとしても判断の材料にもなるので、これは絶対やっておくべき。平均値はあくまでも平均で、自分たちの条件と同じではないですからね。
ちなみに、同じ銀行で借り直す場合はrenégociation de crédit(再交渉)、別の銀行で新たな融資を受ける場合はrachat de crédit(借り換え)と言います。いずれにしても手数料がかかりますが、銀行を替える方が手数料も高いし手続きも面倒なので、ちょっとぐらい利息が良いからと言って飛びついてはいけません。
そもそも、ローンを組み直す方がお得な絶対条件は、
1、返済期間が半分、かつ10年以上残っていること。
2、元本が50,000€以上残っていること。
3、借入時と現在の利息が1ポイント以上差があること。
だそうです。
クルチエのサイトでは、いろんなシュミレーションができるようになっていて、総支払額などもすぐ計算してくれるので、自分の現在のものとすぐ比較できるようになっています。
さて、うちの銀行では2%を提示されました。他行の一番いいところで1,6~1,7ぐらい、その他のところが1,9~2%だったので、手数料を考えたら2%切ればいい方かなと思っていたからここでOKすることにしました。2月の残高で計算した書類が1月中に届くので、受け取ってから11日目にサインして返送するだけです、と言われあっけなく終わってほっとしたのもつかの間。
もう1月が終わろうかと言うのに、一向に書類が来ない。そうこうしているうちに、利息が反転上昇しているなんてニュースも聞こえてくるし、気が気じゃない。そして、担当者にはやっぱり連絡が取れない
なんか、もう1度クルチエに連絡を取って、今度こそ別の銀行に鞍替えした方がいいかも、と思い始め、最後の手段とウェブメッセージで担当者を弾劾してやったら、その2日後に書類が届きました。偶然か、慌てて作ったのか、書類の作成日は私がメッセージを送った日。書類を作成するのは窓口の担当者ではないから、遅くなったのはその人のせいだけじゃないんだろうけど、連絡ぐらいくれたっていいじゃない。客の連絡になしのつぶてというのはどう考えたっておかしすぎる。支店に乗り込んで、ディレクターを出しなさい!って暴れてやろうかと思った(笑)
そのうえ、手数料のことは何も言ってなかったが、元本の1%が加算されていた。交渉の際には、私たちの目的は返済期間を短縮することなので、今と同等の返済額で、2年ほど短縮することになっていたのだけど、届いた書類は返済額が減っていて期間はそのまま。あの担当者には絶対連絡取れないし、書類作り直すって言ったらまた何カ月かかるかもわかんないし…、色々考えて、とりあえずそのままサインすることにしました。金額の変更はもっと簡単にできる(はず)だし。
という訳で、信用置けないので書類は書留にして送りました。ちゃんと機能してれば5月から新しい返済額になる予定。
業を煮やして、他行に預けていた貯蓄をここの口座に移し、電話、メール、ウェブメッセージとあらゆる手段を講じてやっとコンタクト取ることができ、年末にランデブー取り付けました。やっぱりまとまったお金が口座に入ってると連絡してくるのか、文字通り現金な奴

最初の面談でいきなりいい利息を提示されるとは思っていなかったので、交渉の道具にすべく、クルチエの一つ、meilleurtaux.comでシュミレーション。もっとも、こちらとしても判断の材料にもなるので、これは絶対やっておくべき。平均値はあくまでも平均で、自分たちの条件と同じではないですからね。
ちなみに、同じ銀行で借り直す場合はrenégociation de crédit(再交渉)、別の銀行で新たな融資を受ける場合はrachat de crédit(借り換え)と言います。いずれにしても手数料がかかりますが、銀行を替える方が手数料も高いし手続きも面倒なので、ちょっとぐらい利息が良いからと言って飛びついてはいけません。
そもそも、ローンを組み直す方がお得な絶対条件は、
1、返済期間が半分、かつ10年以上残っていること。
2、元本が50,000€以上残っていること。
3、借入時と現在の利息が1ポイント以上差があること。
だそうです。
クルチエのサイトでは、いろんなシュミレーションができるようになっていて、総支払額などもすぐ計算してくれるので、自分の現在のものとすぐ比較できるようになっています。
さて、うちの銀行では2%を提示されました。他行の一番いいところで1,6~1,7ぐらい、その他のところが1,9~2%だったので、手数料を考えたら2%切ればいい方かなと思っていたからここでOKすることにしました。2月の残高で計算した書類が1月中に届くので、受け取ってから11日目にサインして返送するだけです、と言われあっけなく終わってほっとしたのもつかの間。
もう1月が終わろうかと言うのに、一向に書類が来ない。そうこうしているうちに、利息が反転上昇しているなんてニュースも聞こえてくるし、気が気じゃない。そして、担当者にはやっぱり連絡が取れない

なんか、もう1度クルチエに連絡を取って、今度こそ別の銀行に鞍替えした方がいいかも、と思い始め、最後の手段とウェブメッセージで担当者を弾劾してやったら、その2日後に書類が届きました。偶然か、慌てて作ったのか、書類の作成日は私がメッセージを送った日。書類を作成するのは窓口の担当者ではないから、遅くなったのはその人のせいだけじゃないんだろうけど、連絡ぐらいくれたっていいじゃない。客の連絡になしのつぶてというのはどう考えたっておかしすぎる。支店に乗り込んで、ディレクターを出しなさい!って暴れてやろうかと思った(笑)
そのうえ、手数料のことは何も言ってなかったが、元本の1%が加算されていた。交渉の際には、私たちの目的は返済期間を短縮することなので、今と同等の返済額で、2年ほど短縮することになっていたのだけど、届いた書類は返済額が減っていて期間はそのまま。あの担当者には絶対連絡取れないし、書類作り直すって言ったらまた何カ月かかるかもわかんないし…、色々考えて、とりあえずそのままサインすることにしました。金額の変更はもっと簡単にできる(はず)だし。
という訳で、信用置けないので書類は書留にして送りました。ちゃんと機能してれば5月から新しい返済額になる予定。