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コヴェント・ガーデン

イギリス
12 /22 2013
ロンドンでほとんど唯一、観光客っぽく行ったのはコヴェント・ガーデン。前に来たかどうかあんまり記憶になかったので(笑)、チャイナタウンから歩いてすぐだし、ということで飲茶のあと行ってみました。

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かつての市場を利用したショッピングセンター、やっぱり前にも来ていた(笑)

ここには大道芸人がいることでも有名。無駄な肉の全く付いてないアスリートのような体のお兄さん。ユーモアもあって、喋りもイケてました。

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イギリスで流行っているカップケーキ。

デコラティブだけど、カラフルなクリームがどうも不自然で、個人的には食欲をそそらない。
でも、イギリスで流行っているものはなんでも入ってくるので、フランスでも最近こういうの見かけます。

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お髭のワックス?!おもしろ~い。

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ソーラー・クイーン、15ポンド。

太陽電池で光るのかな?動くのかな?

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ムーミンショップ!

ヘルシンキの空港にもあるけど、ここのはより子供向けな感じで、入り口からムーミンの世界。
でもフィンランドものだから、なんでも高いのよね…。

コヴェント・ガーデンのお店を一通り冷やかして、オックスフォード・ストリートの方へ。私もprinceも、靴を見たかったのだけど、一部セールになっているものはあっても殆ど定価だったので結局買わずじまい。でも、イギリスの方がフランスよりも色んなタイプの靴を売っている気がする。フランスではどこの店でも似たようなデザインのものばかりで、最近あんまり欲しい靴に出会わないのだけど、かわいくて履きやすそうなのが色々ありました。

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歩き疲れたので、お茶しようと入ったUnion Jacks。レストランだし、そろそろディナータイムだったのだけど、お茶だけでもOKでした。毛糸の帽子みたいなティーコージー"I T"がかわいかったので写真を撮りましたが、お茶の味は…、いやね、アールグレイを頼んだのだけど、普通のブレンドだとしか思えなかったのよね。しかも、ミルクが付いてこなかった。イギリス人の友達が、フランスでお茶を頼むと言わなきゃ絶対ミルクを持ってきてくれないのが嫌だと、いつも愚痴っていたのですが、イギリスでも持ってきてくれないじゃない、と思ったのでした(笑)

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すっかり日が暮れてから、たまたま通りかかったリバティ。夜見るとまた趣が違ってきれいでした。

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チャイナタウンで飲茶

イギリス
12 /21 2013
この2週間というもの、素晴らしくいいお天気で気持ちよかったのですが、今日は一日中曇り、明日は雨、クリスマスはフランス中大雨の予報。雨男がスコットランドから帰ってくるからかなあ(笑)
冬は晴れていても、夜露で常に庭の草が湿っていて、草刈り機を出動させられないので、遂に観念して手バサミでボーボーのところを刈りました。マシンなら数秒で済むところなのに、寒い中2時間ばかり…。いやね、せっかく手で刈るんだからと、全部ゴミにせず分別してコンポスターに入れたりしてたので。そこだけはきれいになりましたが、もちろん、ほんのちょっとのスペースしかできず。
でも今日は冬至、明日からはちょっとずつ日が長くなると思うと嬉しいです。

さて、ロンドンの続き。
イギリスでおいしいものと言えば、中華。フランスにあるのはなんちゃってベトナム中華ばかりで、神戸で食べ慣れた広東料理なんて食べられない。で、飲茶しようとチャイナタウンにやってきました。

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チャイナタウンのメイン・ストリート、Gerrard St。

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向こうの劇場にレ・ミゼラブルの看板がかかっています。劇場街のソーホーはチャイナタウンのすぐお隣。
ロンドンのチャイナタウンって、ちっちゃいのよね。神戸の南京町とおんなじぐらいしかない。中華系の人口それなりにいると思うんですが、パリの方が大分広い(しかも増殖中)。

さて、いくつかお店を下調べはしてたんですが、一番良いかなあ、と思っていた店が閉店していた。しかも行政処分で。うーん、良かったんだか悪かったんだか(笑)
で、表のメニューを見ながら食べたいものがある店を探して、Lidoに入りました。

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大好きな咸水角!ちょっと具が少なめでしたが。

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小龍包に、エビ餃子に、チャーシュー饅…、気が付いたら蒸しものばかり。

4つめはちょっとゲテモノにも挑戦、アヒルの足。あんまり食べるところなかった(笑)

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忘れられていたと見えて、これだけ大分後からやって来た、ちまき。

全然フォトジェニックじゃないのですが、これすごくおいしかった。外からはもち米しか見えないので、えー、具がない、と思ったら、中に巻かれていました。これで結構お腹がいっぱいになったので、後はデザート。

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エッグタルトとマンゴープリン。

たいていのものが3つずつだったので、3人で来るとちょうどいいのかも。もっと色々食べたかったのですが、2人だと限界が。でも、フランスでは食べられないものばかり食べて満足。
飲茶なので、お茶を飲みながらいただきました。全部で25ポンドぐらい。

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古いロンドン、新しいロンドン(2)

イギリス
12 /16 2013
昨日の続き、ガーキンを探して。

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ビルの間に埋もれております。ちょっと、思ったより遠いのかな?
とにかく見えたので、目標に向かって突き進むと、シティの中心、いかにも銀行とかで働いてそうなスーツ姿の人々が行きかうところを通り抜けていきます。

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やっと全体が見えました~。ほんとに足元まで来ないと全然見えない。そして、今度は近すぎて写真を撮るのに苦労(笑)。てっぺん見えてないし。でも、綺麗ねー。高層ビルは周りにたくさんあれど、この存在感。

で、次の場所に移動しようと、リバプール・ストリート駅の方へ向ったら。

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めっちゃよく見えました。

このビルの北側には、ほとんど高い建物がない(今のところ)。ので、こちら側からだとわざわざ近づかなくても遠くからでもよく見えます。ははは。

ピクルスを意味するGherkinガーキン、というのは通称で、正式には30 St Mary Axeと言うそうですが、ノーマン・フォスター卿の設計。卿よ、卿(笑)。ミレニアム・ブリッジとか、市庁舎とか、ロンドンにはたくさん彼の作品があるのですが、他のものは見損ねた。大英博物館のグレート・コートは行こうと思ってたのだけど、結局時間がなくなって。
私とprinceはフランス語でコルニションと呼んでいましたが、ガーキンというと何となくかっこいいのに、コルニションというと間抜けな感じがする(笑)
バルセロナにある似たデザインの、トーレ・アグバール(こちらはジャン・ヌーヴェル)なんて「座薬」と呼ばれているのに、イギリス人は名前の付け方がうまいなあ。


さて、もう一つ新しいもの。

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ロンドン・アイ。

昼間見るとどーってことないですね(笑)。夜の方がライトアップしてきれいかも。
こちらは、古い名所のすぐお向かい。

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ビッグ・ベン。

また逆光(笑)。
このあと、川沿いに歩いてテート・モダンへ向かったのですが、隣の橋を渡る時に振り返ってみるとちょうどいい具合。

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古き良きロンドン。

こういう風景の方が、見慣れているので何となくほっとする。

テート・モダンでターナーのコレクションを堪能しました。
実はロンドンであんまり美術館行ったことないんです(笑)。ここも初めて来た。でも建物は全然趣ないね。パリの美術館はどこも素敵なのとは対照的。

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古いロンドン、新しいロンドン

イギリス
12 /15 2013
またしばらくサボってましたが、ロンドン観光の続き。
前にイギリスに来たのはまだ日本に住んでいた時で、何年のことだったか定かでないぐらい、久しぶり。一応観光名所みたいなところは知っているし、前になかったものが見たい、ということで、2000年以降にできたものを探しに行きました。

最初はやっぱりガーキンよね、ということで地図を見たら、最寄駅はAldgateだったが、どうせどこからでも見えるだろうし、テムズ河沿いに出てみたりするのにMonumentの方が良さそう、とここで降りてみる。
地上に出てくると、周りは高いビルばかりで、遠くが見えない。ロンドンって、こんなだったっけ。
ガーキンが見えないので、とりあえず、視界の開けている川に向かって歩いてみる。お天気はまあまあだったが、すごい強風。川の上は風が通るから特にすごかった。

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ロンドン・ブリッジからタワー・ブリッジを眺める。

やっぱりパリより、街のスケールが大きいよね。パリなら隣の橋なんてすぐ近くにあるけど、ロンドンはかなり遠い。

で、ロンドン・ブリッジの向こう側にも、新しいものが。

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ちょうど雲が切れて、日が射してきて思いっきり逆光だったんですが、面白い写真になりました。

大好きなレンゾ・ピアノ設計のザ・シャード。去年竣工したばかりの、現在ヨーロッパで最も高いビル。

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The Shard/The Place

足元まで行ってみました。手前は17階建てのザ・プレイス。

で、テムズ川を渡っても、ガーキンが見えない。
シティって高層ビルの建設ラッシュで、巨大なクレーンがいくつも立ってる。で、てっきり、にょきっと目立ってると思っていたガーキン、その辺にあるはずなのに、すっかり隠れて見えないのです。

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中世にできたロンドン塔なんて、地面に這いつくばっているようにしか見えない。

離れてみても見えないので、近寄ってみることにしました。たぶんあっちの方はず、と見当をつけて戻ります。

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バスティーユにあるみたいな、クラッシックな記念碑が。

そういえば、駅の名前モニュメントだったけど、なんの?と近寄ってみたら1666年のロンドン大火の記念碑でした。
さて、ガーキンはどこ?探索は続く(笑)

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ユーロスターでロンドンへ。

イギリス
12 /09 2013
毎年恒例のパリ滞在から、今回はちょっと足を延ばしてロンドンへ行ってきました。
パリに住んでいた時には、いつでも行けると思いながら遂に行くことのなかった(笑)ロンドン。ユーロスターも定期的にプロモーション価格を出していたのに。ロンドンって、世界一物価が高いという印象が強くて、たとえ安いチケットを見つけても、ホテルが高いしなあ、と躊躇していた。その気になれば、日帰りも十分できたのですが…。
しかし、今回アパートタイプのホテルを見つけて、結果的にはパリより大分安くつきました(笑)。場所は地下鉄のゾーン3とちょっと離れたところでしたが、大人4人まで泊れる部屋にキチネット付き。パリのホテルがおそろしく狭く、ベッドも寝心地が悪かったので、ロンドンは快適でした!

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パリ北駅のユーロスター待合室からの眺め。

仕事で数えきれないぐらい来た場所ですが、このアングルは新鮮(笑)
向こうに見える赤い電車は、ベルギー・オランダ方面へ行くタリス。これに乗ってアムステルダムまでは行ったんですが、ユーロスターは初めて。
イギリスの税関で、がちがちのイギリス英語を喋るおばさんに型どおりの質問をされるも、とっさに英語が出てこず手間取る(笑)。ここまだフランスなんだから、ちょっとぐらいフランス語喋れよ!
いや、フランス人だったら身分証明書見せるだけでOKなんですけどね。フランスに住んでても、ヨーロッパのパスポート持ってないと、日本からの旅行者と同じく、入国カード書いて、質問に答えないといけないんです。めんどくさ。

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ロンドンに着きました!セント・パンクラス駅です。

2時間ちょっと、速いなー、やっぱり。
夕方6時前に到着。ちょうどラッシュアワーで、大きい荷物を持って満員の地下鉄、結構大変でした。

ホテルはヴィクトリア・ラインの終点、Walthamstow Centralから徒歩5分ぐらいのEasyroomlet。カードで支払うつもりで、現金を用意していなかったら、カードだと手数料がかかるけどいい?なんだったら明日でもいいよ、と言ってくれました。親切ぅ。

荷物を置いて、夕食は狙いをつけていたパブへ。
実は、ホテルを探していた時に、このパブの上のホテルが同じような値段だったので見ていたら、ホテルのコメントなのに、みんな下のパブが良かったと書いている(笑)。隣にミニ・ブルワリーがあって、自家製出来立てのおいしいビールが飲める、とあったので行ってみたかったのです。
決めたホテルから近いことに気づいて、歩いて行けるし、到着の日はここで晩御飯にしよう!と珍しく予定がばっちり。おまけに、お向かいに24時まで開いているTescoがあったので、食後に買い出しもできる完璧なロケーション。

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King William IV Bar and Hotel

外観結構趣のある建物だったんですけど、もう暗かったんでね…。
この日、チャンピオンズリーグの試合があって、ロンドンでも試合があったのよね。そういえば地下鉄の中でサポーター見かけたなあ、と後になって気がついた。最初はこんな風に空いてましたが、試合が後半になるころにはいっぱい集まってました。

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まずはビール!もちろん1パイント。

ポピュラーなのにしといたよ、とprinceが言うので、ん?自家製ビールじゃないの?と聞いたら、奴はその話をすっかり忘れていた。じゃ、2杯目それにしてみよう、とグラスを手に戻ってきた。3種類あって、味見させてもらったらしく、一番変じゃないのにしといた、と言うので飲ませてもらうと、ふわっと華やかな香りがするのに、味はにっがーーーーい!
ビールとは思えない、変わった味でした(笑)
無理に頼まなくても、やっぱり普通のにしとく、と言えばいいのに。
私はとても2口以上飲めなかった。

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パブ飯の王道、フィッシュ&チップスと、グレービーソース付きソーセージ&ジャケットポテト。

このポテトに、バターがたくさん付いてきたので、おお、朝食用にぴったり!と一つだけ使ってあとは包んで持って帰りました(笑)。3日しかいないから、買っても余るだけだったのでラッキー。
お料理はどれも5~6ポンドだったかな。安上がりな食事でした。味は…、まあイギリスなんで、こんなもんでしょう。

そういえば、パリを出る前にその辺のカフェで食べた定食、安くておいしかったなあ…(笑)

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