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ポルトガルみやげ

ポルトガル
11 /07 2016
旅行記の〆は、いつものようにお土産披露。
と言っても、後半体調が悪くなり、あんまり買物とかする余裕がなかったので、リスボンのスーパーでちょっぴり買ったものばかり。スペインでもオルチャッタとか、生ハムとか缶詰とか買いたかったのにな~。

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オイルサーディンとか、魚のパテとかはまあフランスでも普通にあるのですが、バカリャウの缶詰はちょっとない。まだ食べてないので、おいしいかどうかわかりませんが、ツナやサーディンに比べてこの缶詰高かったです。
あと、ガイドブックに載っていたポルトガル料理に欠かせない(らしい)唐辛子のソース。辛いのとマイルドとあったので、マイルドにしておきましたが、全く辛くないわけではない。じゃあ、辛い方ってすっごく辛いってこと…?プラスチックのボトルに入っていて、蓋もちゃんと閉まっていたのに、荷物の中で匂い始めたので、帰りの車の中ではクーラーボックスへ入れておきました。でも別に開いていた訳じゃないし、食べても問題ないし、冷蔵庫の中では全く匂わないんですけど…。
大好きなタコの缶詰を、買ってからよく見たらスペイン製だった(笑)。ポルトガルで買ったのに~。これは、フランスのスーパーでも売ってますが、ボルドーにあるポルトガル食品の店でも置いていた。どっちでもええんかい。

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ポルトワインは結局2種類だけ。ポルトで試飲のできる酒屋さんとか行かなかったし、どこかのバーで知らないのを飲んでみたかったのだけど、それもしなかったし。思えば、そういうお店って、バリバリ観光地の川沿いとかにたくさんあったのよね。あんまりそういうところで店に入りたくなかったせいで。ポルトワイン協会がやっているバーにリスボンで行っておけばよかった。
ビールは持って帰ろうと思った訳ではなく、リスボンのホテルで飲もうと思って買った分が余ったので。ポルトガルはビールの国ではないけど暑いので、やっぱりおいしいビールあります。

せっかく車で行ったし、タイルとかも見たかったんだけどな。
飛行機で行ったら重いものは買えないのに…。

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ポルトからカンタブリアへ

ポルトガル
10 /07 2016
旅行の6日目は、ポルトを出発してスペインへ戻ります。
前の日調子が悪くて、ほとんど何も観光できなかったポルト。もともとあんまり時間はなかったけど、見たいものもたっくさんあったのに…。お土産もほとんど何も買っていないまま。
しかし、ホテルで出された20年ものというポルトワインがおいしかったので、これはどこかで買えるんですかと聞いてみたら、オジサンが自分の家族が作っているので、売り物ではないけどよかったらお分けしましょう、と言ってくれました。わ~い!実は出発する前にもう一度店を探しに行こうかと言っていたぐらいだったので、行く手間も省けて2重に嬉しい!

そんな素敵なおじさんのいるホテルはResidencia Lis
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場所はこちら 

出発前に、持ってきた薬がなくなってしまったので、近くの薬局に。幸い英語が通じました。私はよくお腹が壊れて、フランスではSmectaをいつも飲んでいたのだけど、イマイチ効きが悪い。で、この時買った薬を見たら、フランスの製薬会社が作っている。こちらの方が効果が高いので調べてみたら、フランスではUltra Levureという名前で売られていて、名前の通り酵母を使ったプロバイオティクス。それでヨーグルトみたいな匂いがするのか~。今度からこれを飲もうっと。ポルトの薬剤師さん、ありがとう。

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ホテルの近くに、ポルトのクラブチームの練習場がありました。

こんな街中に~、と驚き。FCポルトと言えば、ポルトガルで最も由緒あるチーム。前に高級車も止まってたりして。この壁の横のところからちょっぴりグラウンドが覗けました。
もちろんショップもありました。私はそれほどサッカーファンではないので、クラブグッズなんかに特に興味はないのですが、おしゃれなデザインのシャツとかも多いよね。甥っ子とかが好きならお土産にいいんだけど。

さて、この日のルートはカンタブリアのコスまで600㎞あまり、約6時間。スペインと時差があるので計算上は7時間。宿泊予定のポサーダ(B&Bみたいなもの)のチェックインが5時までとなっていたので、9時ぐらいには出発してないといけなかったんですが、薬局に行ったり、銀行を探したりしていたら、もう10時過ぎ…、宿に入れさえすればいいので、ま、いっか。

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この夏、猛暑でカラカラなのでポルトガルで大火事が頻繁に起こりニュースになってましたが、ポルトからスペインへ向かう途中、何度も焼け焦げた林を見ました。この写真の場所なんて、民家のすぐ近く。南仏やコルシカでもよく山火事あるけど、大抵の場合、タバコのポイ捨てが原因なんですよね。全く…。

国境を通り過ぎたのがポルトガル時間で1時ぐらい。ガソリン補給もしないといけないので、大きいスタンドのありそうなところで高速を降りてみたら、すごく大きくてみんなが立ち寄るところらしく、広ーい駐車場も結構いっぱい。中のレストランもいっぱい。

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スペインのプラトーがテンコ盛りだということをすっかり忘れていて、お腹が空いていたし、値段も安いので張り切って一人一つ頼んでしまいました。久しぶりの肉~(笑)
食べ始めてから、2人で1個を分ければよかったね、初めて気が付いた。周りを見ても、みんなサンドイッチとかで済ませていて、こんなのがつがつ食べてる人はいない。スペインの人って、もしかしてあんまりしっかり食べないのかな?

ゴハンを食べて、給油したらもう3時。どう考えても5時には着かない。一旦休憩の時、ちょうど5時ぐらいだったので、宿に電話してみたら留守電
princeがスペイン語で何とか6時過ぎますとメッセージを残したが、だ、大丈夫だよね…。とちょっと心配になる。まあでも、田舎の大きなおうちを改築して民宿にしているような感じで、大家さんもそこに住んでいるはずだから入れないってことはないだろう、と一応自分たちを納得させて。
結局6時半ぐらいになってしまいましたが、ちゃんと快く迎えて頂きました。よかった~。
しかし、この日も暑かった…。おまけに窓を開けて高速を走ってきたので、騒音と風で耳もおかしくなりそうだったし。やっぱり、もうこの車で夏の遠出はしないぞと心に誓ったのでした。

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ポルト散策

ポルトガル
10 /06 2016
ワイン蔵の後は、ちょっぴり観光。

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ガイア側から旧市街の眺め。

めちゃめちゃお天気が良くて、19時ぐらいでもまだかなり暑い。もう少し遅い時間で、夕日が沈むころならこのアングルも良かったんでしょうが、まだ太陽眩しすぎました…。

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Ponte de Dom Luís I(ドン・ルイス1世橋)

1886年に完成。エッフェルの設計したドナ・マリア・ピア橋とよく似ていますが、弟子の作ったこちらは下は車道と歩道、上はメトロと歩道の2段構造。サン・ベント駅からまっすぐ伸びている道を間違えずに辿れば、この上階の橋が渡れたのですが…。下は街の低い部分、上は高い部分をそれぞれ結んでいるので、長さが違います。

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ガイアに立ち並ぶワイン蔵とかつて運搬に使われた帆船。

ブラブラとお店を覗いたりしながらカテドラルを目指してみたが、上り坂がきつくてギブアップ。なんとかサント・ベント駅までたどり着きました。

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Estação de São Bento(サン・ベント駅)

20世紀の初めに、ここにあったサン・ベント修道院を取り壊して駅を作ったので、そのまま名前を残しているらしい。ホールを一面覆っているポルトガルの歴史を描いたアズレージョが有名。

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下の真ん中に立っているのはエンリケ航海王子。

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アズレージョを堪能して、駅から出ると、その横の教会もまたきれい。

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Igreja de Santo António dos Congregados(サント・アントニオ・ドス・コングレガドス教会)

遠くを見ると、辿り着けなかったカテドラルがよく見えました。

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Sé do Porto(ポルトのカテドラル)

思えば、道を間違えなければ、橋へ向かって歩いて行けばカテドラルにも坂を上らずに行けたのでは…、がっくり。
もっとも、ワイン蔵に行くのに時間が迫っていたので、寄る時間はなかったけど。それに、帰りにもこの時間では閉まっていたし。しかし、写真はすごいズームして撮ったのでまるですぐ近くみたいですが、結構距離はあります。

さて、やはり体調が悪いので、早々に引き上げなければ、とホテルのおじさんに教えられたバス乗り場を探していたのですが結局見つからず。仕方ないのでメトロに乗って帰りました。もっとも、最寄り駅のメトロは少し遠かったけど、坂ではないので大丈夫でした。
もう遠くに行く元気がないので、お昼と同じレストランに行ってみましたが、またもや満席で並んでいる。この店はお持ち帰りもできるので、princeに昼と同じスープをお持ち帰りにしてと頼んで、ひとりで先にホテルに戻りました。
しばらくすると、スープを二つ持って帰ってきたprince。いつ席が空くかわからなかったので、もう待たずに帰ってきた、と言っていたけど、本音は一人でレストランで食べたくなかっただけではないだろうか
それに、何も私と同じスープにしなくたって、他のものを頼めばいいのに。まあ食器がないという問題はあるが(笑)
で、2人でスープと、途中のスーパーで買ったバナナ、それにホテルでサービスされたお菓子とポルトワインを少し飲んで、早々に寝ました。

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ポルトワイン蔵見学

ポルトガル
10 /05 2016
昼食の後、調子が良くないので一旦ホテルに戻って休憩。時間がもったいないし、princeに一人でどっか出かければ?と言ったけど、やっぱり行かずに一緒に昼寝していた。方向音痴の上、事前に下調べなど全くしていないので、まあ行かないだろうなとは思ったが(笑)
しかし、いくら何でもワイン蔵ぐらい行かなくては、ポルトに来た意味がない!大抵の蔵は6時ぐらいに閉まってしまうので、4時半ぐらいに何とか出発。先日書いたように、メトロのチケットを買うところから躓き、余計な時間を喰ったものの、サン・ベント駅に着いたのが5時半ぐらい。バスの路線図が欲しかったので、目の前にあった観光案内所に寄ってみたが、普通の地図をくれただけ。ここで、今から蔵に行っても見学できるかな?と聞いてみたら、そろそろ閉まり始めるところもあるけど、とにかく急いで行ってみたら、と言われた。バスはある?と聞いたら、歩いた方が早いよ、ということで歩いたはいいが、まっすぐ行けば橋に辿り着くはずだったのに、道を間違えて坂を上る羽目に。高低差のある町は辛い。神戸みたいに坂を下れば海と、はっきりしていればいいのに…。
で、何とかドン・ルイス1世橋に辿り着き、橋の上で写真を撮る観光客で渋滞が起こっている歩道を突き進んでヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアへ。カレムは前にprinceが行ったことあるので、サンデマンに行こうかと思ってたんですが、橋のたもとにある蔵Burmesterが開いていたので聞いてみたら、フランス語のツアーが10分後にあるとのこと。よかった~。

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ひんやりと涼しい、いかにも「蔵」な内部。

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窓からは橋がこんな風に見えます。

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いろんなサイズの樽。

一通り技術的な説明や、ポルトワインの種類を教えてもらった後はいよいよ試飲。ポルトは甘くて口当たりが良いけど、アルコール度が20度前後と高いので飲みすぎ注意。
ポルトにはホワイト、ルビー、トウニーとあるのですが、白が熟成が進むにしたがって色が濃くなっていくのに対して、赤は熟成期間が3~5年のルビーの黒っぽい濃い赤から、6年以上のトウニーの透き通ったブランデーのような色へと薄くなっていきます。というか、tawnyという英語自体、黄褐色って意味なんですね。知らんかったわ(-_-;)

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試飲は白と、7年もののトウニーのレゼレヴ・ジョッキークラブの2種類。

白は温度が高かったせいか、アルコールを強く感じました。もう少し冷えてる方がおいしいと思う。
トウニーは色だけでなく、ウイスキーのような香りや風味を感じました。うちにも他のメーカーの10年物のトウニーとかあるんですが、こんな色じゃないし、もっと普通のポルトらしい甘味がしっかりある。これは今まで知っていたポルトと全然違うものでした。
実は見学の途中でちょっとふらふらになり、みんなより先に座って休んでたんですが、試飲はしっかりしました(笑)
さすがに全部は飲みませんでしたが。
で、このジョッキークラブを買って帰りました。15€ぐらいだったかな。


見学は試飲も含めて40分ほど。6€(試飲2杯付)。
私たちはサン・ベント駅から歩いて行きましたが、Jardim do Morroから降りてきた方が近いと思う。

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ジモティで賑わうレストラン

ポルトガル
10 /04 2016
ポルトのホテルのおじさんはとても親切で、堪能なフランス語で地図に一杯マークをつけて説明してくれました。片言の日本語も披露してくれたりして、優しいんだけど話が長い(笑)
で、日曜だし時間も2時前と遅くなってしまったので、近くのレストランを聞いたら、観光客向けじゃないお店がすぐ近くにあって、日曜も開いてるとのことなので、迷わずそのお店、Chamiçoへ直行。行ってみたら、すごく混んでいる!結構広いお店なのだけど、しばらく並んで待たなければいけなかったほど。料理は典型ポルトガル料理で、ここまでずっと魚を食べ続けてきたけれど、やっぱりポルト名物が食べたいと、princeはトリパス(モツ煮込み)にすることに。私は前の夜に食べたバカリャウがまだ消化しきれてないのか、お腹の調子が悪く食欲もないので、ここはスープにすることにしました。ポルトガルに来てからずっと、サラダの生野菜ばかりだったので、火を通した野菜を食べた方がいいなと。

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Sopa de Legumes(野菜スープ)。

調子が悪かったせいか、写真もボケてます。ジャガイモがベースのポタージュなので、結構ボリュームがありました。本来前菜なので、2€ぐらいと激安。ちょっと塩味が強かったけど、お腹に優しい自然な野菜の滋味たっぷりでした。

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Tripas à Moda do Porto(ポルト風臓物煮込み)

フランスのトリップと違って、チョリソーや鶏、ベーコンなども入った盛りだくさんな煮込み。白インゲン豆がたっぷり入っているので、どっちかというとカッスーレに似てます。肝心のモツが見えませんが、豚耳が入ってました。耳だ耳だと喜ぶprince(笑)
私もちょっと豆を味見させてもらったけど、ベーコンの風味が強すぎて全部ベーコン味。他のものの味があんまりしなかった。モツを食べれば違ったかもしれませんが、何しろ調子が悪かったので…。これ、鍋いっぱいにやってきて、すっごいボリューム。サービスのおじさんが、微笑みながら頑張ってね、という風に肩を叩いて行ったのですが、prince完食には至らないまでも、かなり頑張って食べてました(笑)

私がスープだけだったので、いくら何でもそれじゃあ足りないだろう、ということで、デザートを。

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私はやはり消化の良いマッサン・アサーダ(焼きりんご)。どこの店にでもあるポピュラーなデザートらしい。princeのケーキはココナツだったかな?
考えてみたら、レストランでほとんどデザート食べてなかったので、典型的なポルトガルデザートはこれが最初で最後でした。



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