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スキポール空港

オランダ
07 /10 2019
オランダ旅行も最後。
帰りの便は夜9時前なので、最後の買物と夕食はスキポール空港で。久しぶりにこの空港に来ましたが、大きくてお店もたくさんあるのでこういう時便利。ただ、セキュリティ・チェック前のスキポール・プラザでは、機内持ち込みできないものは買えないので、早々に入ってしまいました。ヨーロッパ内の便専用のターミナルはそれほど広くもないし、お店もそんなにたくさんはないのですが、チューリップはやっぱりありました。

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冷蔵されていて、今すぐ植えてね、と書いてあります。

で、帰ってきてからさっそく植えてみたら、すぐ芽も出ました。

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ところが、この後すぐ暑くなったので、ひょろっと出てきた葉っぱが黄色く萎れてしまった。元々うちに植わっていたチューリップも枯れ始めていたので、当たり前と言えばそうなんですが、残念。もっと涼しい場所に置いとくんだった。来年ちゃんと咲いてくれるかなあ…。

あと、たくさん売られていたOld Amsterdamというチーズもお土産に買ってみました。ゴーダの1種みたいで、prince両親にあげたのですが、お父さんにいたく気に入られて、スーパーで売ってるゴーダとは全然違うね!と言われました。買った時に試食したわけではないので、そんなにすごくおいしいものだとは期待してなかったのですが、確かに旨い。オランダ土産を空港で調達しようと思っている方には超お勧めです。

買物も無事終わって、さて何を食べようかな…、とお店を見て回っても、あんまり大したものがない。ふとあの階段は何?と見上げると、そこが結構広いフードコートになっていたのでした。色々な料理があったけど、和食スタンド発見。

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マグロとサーモンのばら寿司。

うどんとかもあったかな。野菜や海藻も乗っていて、酢飯もおいしく大満足。空港でこんなものが食べられるなんて、パリより充実じゃないですか。値段も意外とお手頃だったし。ただ、あんまり注文する人がいないと見えて、日本人シェフが今から作ります、と言って待たされましたが(笑)

という訳で、春のオランダ旅行記、やっと終わりました。

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デン・ハーグ散策(2)

オランダ
07 /09 2019
昼食の後は、まだ出発までかなり時間があるので最後の散策。
王宮を見に行ってみます。

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このプレートがなければ、うっかり通り過ぎてしまいそうな地味な建物(笑)

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おまけに、前の広場が大規模工事中で、正面から写真が撮れない…。

近寄ってよく見ると、門のデザインはパリのチュイルリーとかみたい。

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”Je maintiendrai?”なぜフランス語?

と思って調べてみたら、オランダ国家の標語「我、守り続けん」は、オラニエ公ウィレム1世が、スペインの支配に対してホランド・ゼーランドを守るのだとこの標語を使っていたからなんだとか。彼はドイツ生まれですが、フランスのオランジュ(オラニエはオランダ語読み)公爵位を相続しているし、この時代の貴族はフランス語が母国語だったんでしょう。
余談ですが、イギリスの標語もフランス語なんだってね。

こんな地味な宮殿でも、衛兵交代もあったりするらしいです。
交代どころか、この日は誰もいませんでしたが(笑)

ホテルに向かってぶらぶらパッサージュを通っていると、写真スポットが。

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お約束でやってみました。

でも穴がやけにでかくて、顔のサイズに合わない(-_-;)
おじさんがぎゅむっと顔を押し付けているのを見たけど、そのぐらいしないとぴったりこない。しかしおじさんがやってると笑えます。
このパッサージュ、きれいな絵葉書が1€で売っているお店があったりして、なかなか良かったです。

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オランダのカフェごはん

オランダ
07 /08 2019
美術館から出てきてお昼ごはんには少し早かったので、ビネンホフが見晴らせる広場でカフェタイム。

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何気にラテアート。

ナポリ並みの凝縮エスプレッソ。イタリアンのお店だったので、カフェもおいしかった。テーブルの上に、少し芽の出たミニアイリスの鉢植えが。さすがオランダ!切り花を飾るより長持ちだし、手も掛からなくて経済的。こんな小さいアイリスもあるんですねー、かわいい。うちにも欲しいなー。

周辺のレストランを物色するも、やっぱりどこもピザやサンドイッチ、ハンバーガー。オランダ人の食生活ってアメリカと変わらんのじゃないだろうか。インドネシア料理でもよかったのだけど、まだオランダ料理を食べてなかった(笑)ので、最初の夜に閉まっていたカフェ・ブラッスリーDudokへ。

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ガラス張りで広々したお洒落な店内。

ここもお花の飾り方が素敵。
オサレなお店はフランス語の店名が付いていたりすることが多いらしいのですが、ここもカフェ・ブラッスリーとフランス語で書いてある割には、メニューはオランダ語のみ(笑)。親切な店員さんが、英語メニューはないけど私が訳してあげる、と全部説明してくれました。まあ、じっくり見れば英語と似ているので大分分かるんですけど。ドイツ語ができる人にはもっと分かると思う。
で、オランダ料理と言えば!のクロケットを食べることにしました。

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私はスープとパン、卵サラダとセットになった野菜のクロケット。

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Princeはエビのクロケット。サラダとパン付き。

熱々、カリカリでおいしい!中身がねっとりしているので、2個は多いなって感じですが(笑)、スープセットは1個だったのでちょうどいい感じ。パンは白パンか黒パン、スープも3種類から選べて、トマトスープはキューケンホフで食べたので、アスパラガスにしてみました。
オランダでは(と言うか、フランス以外の国では)お水はサービスされないとガイドブックに書いてあったのだけど、このお店はカラフのお水を持ってきてくれました。
ショーケースに入ったケーキもおいしそうだったんだけど、残り物のおやつを片付けないといけなかったので断念。ケーキ別腹の人が羨ましい…



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エッシャー美術館(2)

オランダ
07 /07 2019
2階に上がると、有名な作品が続々と。

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上昇と下降

エッシャーと言えば、真っ先に思い出すのがこの絵。数学の教科書に載っていたような。

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爬虫類(1943)

絵から這い出しているトカゲ(?)。なかなかグロイ。

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滝(1961)

これも有名ですね。

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メタモルフォーゼIII

長さ7mの巨大版。円形に繋げたものも部屋の真ん中に展示してありました。

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ちょっとアップで観ると、モチーフが変化していくのが分かります。

3階は体験コーナー。エッシャーの視点で見てみよう、と色んな仕組みが。

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カメラを構える私が映る写像球体があったり。

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絵の中に映り込めるようになってたり。

この階は子供たちには楽しいでしょうねー(いや大人も楽しいけど)。エッシャーのことを知らなったprinceも、面白かったと大喜び。ここもこじんまりしているので、1時間ぐらいで観て回れる程好い大きさ。
ちなみに出る時も、係の人に言ってドアを開けてもらわないと出れませんでした。勝手に出てはいけないのね(笑)

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エッシャー美術館(1)

オランダ
07 /06 2019
オランダ旅行4日目。最終日も丸1日使えるように、ボルドーへ帰るのは夜の便を選択したので、ホテルをチェックアウト後荷物を預けて出かけます。
この日のお目当てはエッシャー美術館。朝のんびり出かけてきたのに、入り口が閉まっている…。

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Escher in Het Paleis(エッシャー美術館)

徒歩ですぐの場所だし、それほど混むとも思えないので調べずに来たら、11時開館。もっと遅かったら近くのティールームでお茶でもと思ったけど、10分ほどだったので表で待っていたら、結構な人が集まってきました。ここはオランダ語で「宮殿の中のエッシャー」と言う名前の通り、元はエンマ王太后の冬の宮殿だった建物。その名残かどうか、上品な婦人がドアを開けて、一組ずつ、見学の仕組みを丁寧に説明してくれました。早く着いておいてよかった(笑)

まず最初は、リトグラフコーナー。スイスに住んでいたエッシャーが、南欧の海への船旅の代金として制作した各地の写実的な風景画がたくさんあります。

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ラヴェッロとアマルフィ海岸(1931)

マルセイユもありました。

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あ、ポルト。

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鳥の形のシャンデリア。これはエッシャーではありません。

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写像球体を持つ手(1935)

段々エッシャーワールドになってきます。

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タツノオトシゴ型。かわいい。

実はインテリアデザイナーのようなこともやってたエッシャー。

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タイルのモデル。

1枚ずつはかわいいけど、この壁全面になるとちょっと…(-_-;)

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建物の真ん中の吹き抜け部分。

王宮と言うよりは、個人邸宅っぽい雰囲気。こういう美術館大好き。

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