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星付きガレット

グルメ
01 /06 2019
今年のエピファニー(公現祭)はぴったり6日(本来はこの日ですが、フランスでは移動祝日で前後の日曜になります)。今年最初のガレットは、クリスマスにもデザートのケーキを買ったPMで。このお店、まだできて間もないのですが、カテドラルの正面(昔から新聞屋さんがあったところ)と抜群のロケーション。パティシエのピエール・マチューさんはボルドー出身で、2つ星を取っているマンダリン・オリエンタル・パリのシェフ・パティシエだった人です。

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4人用で14€。6人用もあり。

大きさは割とこじんまりした感じですが、かなり分厚い!そしてフランジパンがぎっしり。ウツクシイ渦巻模様のパイ生地はサクサクと軽く、どこにもひねりのないまっすぐ直球勝負の正統派。シンプルなお菓子だからこそ、材料と腕の良さがはっきり出る。
4人分と言われても、この4分の1はかなり多いので、6人でも十分いけます。ボルドーっ子のピエールさんなので、もちろんブリオッシュもあります。ブリオッシュも食べてみたいけど、お店に行ってガレットを目にしたらきっとまたガレットを買ってしまう気がする(笑)

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フェーヴはおうちで一番小さい子が当てることになってるのよ。

たまはガレット食べませんけどね(笑)

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アルカションのお菓子

グルメ
12 /10 2018
毎週土曜にはデモがあるので、こんな日は出かけないのが一番と、うちでせっせと庭しごとに励んでいました。ひっきりなしにサイレンの音とか、車の防犯ベルとか、デモ隊の雄叫びとかは聞こえていましたが、ボルドーではパリみたいにエスカレートすることはないと思っていました。でも実は先週も市庁舎前でちょっとした衝突があったので、今週はかなり警戒体勢に入っていたらしい。午前中にメリアデックに買い物に行った時には静かだったけど、大事を取って映画館にも行かず。
そしたら翌日のニュースで、パリの次に大きな被害が出たのがボルドーだったと聞いて驚き。車で出かけたprinceが、ヴィクトル・ユーゴー通りを通ったら戦争の後みたいだったと言っていた。地方から上京する人が減った分、地元でデモに参加する人が増えたらしい。こんなことをいつまでもやっていたら、フランス経済に大打撃で結局自分たちの首を絞めることになっているって分からないのかね?

とまあ、陰鬱な雰囲気の年末ですが、気を取り直して(笑)
先日うちに招待したお友達が、お土産に持ってきてくれたお菓子。

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Sablé de la Dune

アルカションの隣町、ラ・テストにあるビスケット屋さんで作られている昔ながらのサブレ。

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手作り感いっぱいの素朴さ。

齧るととってもサクサクでほろっと崩れる軽い味。「サブレ」という名前がこれほどぴったりくるお菓子は初めてかも(笑)
(Sableは砂なので、サブレは砂で覆われた、という意味。)
いや、まあ中身は言ってみればただのサブレなのですが、面白いのはこの箱。Bourricheブーリッシュと呼ばれる牡蠣の箱の形をしています。本当の牡蠣は3つぐらいしか入らないサイズで、なんかかわいい。アルカションと言えば牡蠣なので、バカンスのお土産っぽいですね。持ってきてくれたお友達も、バカンス気分が出るでしょう~、と言っていました。
ちょっと変わったボルドー土産にいかが?

ROUMAT BISCUITERIE - 1 rue du Général Chanzy, 33260 La Teste de Buch

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ぺサックのシャトー巡り 2018

ワインシャトー
12 /02 2018
ジレ・ジョーヌ(Gilets jaunes、黄色いベスト)のデモが続いて不穏な空気漂う週末のフランスですが、一体いつまで続くんだろう。真っ先に打撃を受けているのはクリスマスを控えて稼ぎ時の商店のみなさん…、ショッピングセンターを封鎖して何の意味があるんだ。パリだけでなく、ボルドーでも警察とデモ隊の衝突があったらしくて、ちょっと心配。うちは市庁舎からも、デモがあると必ず通るアルブレ通りも近いので、車を壊されたりとかいう心配とも無縁ではない訳で…。

まあ、そんなことを言いつつもぺサック・レオニヤンののポルト・ウヴェルトに行ってきました。幸い、このルートには問題なかったです。先週ラックのショッピングセンターに出かけたら、月曜だったのにアキテーヌ橋がジレ・ジョーヌに封鎖されていて、警察が手前のブールヴァールを既にブロックしていて辿り着けなかった上に、2時間ばかりロス
なので、車で出かける時には多少覚悟がいる。

まず最初は、ロカード(環状道路)のすぐ外側にあるChâteau Baretから。
いつも前を通っていたけど、入ったことはなかった。意外にもたくさんの人が来ていて、パニクっているのにお喋りなおばちゃんがなかなか注いでくれず、遂には途中で諦めて白と赤1種類だけ試飲して出てきましたが、白がおいしかった。雨がしょぼしょぼ降るお天気だったけれど、人出はいつも通りだったみたい。

こんな様子では本命に早めに行かなければと、今回のお目当て、レオニヤンにあるChâteau Malartic-Lagravièreへ。
今年参加のクリュ・クラッセ組は3軒しかなく、有名シャトーが軒を連ねるレオニヤン・マルティヤック両村では唯一とあって、押すな押すなの大混雑。前に開いていた時、夕方6時ぐらいに来たらもうだめと言われて入れなかったので、今回はちゃんと早めに来ましたが、車を停めるのにも一苦労。
せっかくなので見学しましたが、カメラを忘れたので写真がヘボいです…。

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入口に飾ってあった帆船の模型は、18世紀の所有者マラルティック提督がケベックへ向かった時の船だとか。

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そういえば、エチケットはこの船だな。

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ステンレスだけでなく木製のタンクも使われていますが、この中にぶどうジュースを送り込むシステムなどが自動化されていてウルトラモダン。

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赤の樽貯蔵室。白に比べて格段に広い。

とにかくすごい数の見学者で、次から次にグループが出発しているので、前のグループに追いついてしまう。最後の方は2つぐらい前のグループに合流して、試飲になだれ込みましたが、ここもすごい人でかき分けてやっとテーブルへ。
同じオーナーのシャトー・ガザンの白と赤、そしてマラルティックの赤の3種類。どれもおいしかったけど、さすがグラン・クリュ!という感動はなかったかなー。そもそも、一口で終わってしまうぐらいしか注いでくれなかったので、よく味わう間もなかったのだけど(笑)

ここまで来たので、もう少し足を延ばして一番南端にあるChâteau Mancèdreへ。
地図で見るともっと遠いのかと思ったら、すぐでした(笑)
聞いたことない名前だなと思ったら、2001年にできた新しいシャトー。建物も新しく、お客さんも少なかったですが、パラパラやってくくるお客さん1組ずつに1人がついてじっくり試飲と説明をしてくれる感じの良いところでした。ワインは白と赤の2014、2015、2016。若いものから試飲していくのが普通ですが、ここでは2014からと言われ、確かに2015の方がフルーティで飲みやすく、2014で感じたアグレッシブさがない。これは旨い!さすが2015だ!とすっかり買う気になっているprince。しかしその後の2016!衝撃的に、ものすごく良いのです。当たり年と評判の高い2015を上回る出来。

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来てよかったー。

最後にマラルティックとマンセードルの間にあったChâteau de Franceへ。
ここは前にも来たことがあるのですが、せっかくなので4軒目。スタンプラリーをやってればこれで4つ制覇できたはずなんだけど、最初のシャトーで既に躓いたので今年は諦めました…。
試飲はセカンドのシャトー・コキヤスの赤、ドゥ・フランスの白、赤のミレジム違いで2種類と盛りだくさん。シャトー・マラルティックに来ていた牡蠣の直売で1ダース買っていたので、どこかで白買ってもいいね、なんて言っていたんだけどここの白は赤よりも大分高かったので止めました(笑)。コキヤスの白があればお手頃だったんですけど…。

という訳で、今年は4軒中3軒が初めてのところでした。しかも全部良かった!しかしいよいよ新規に行くところがなくなってきたかも

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Le Bordeaux Gordon Ramsay

グルメ
10 /28 2018
結婚記念日に、ゴードン・ラムゼイのブラッスリーに行ってきました!
グラン・テアトルのお向かいにあるLe Grand Hôtel(どっちも芸のない呼び方ですね、現在はインターコンチネンタルになっています)、ここのメインダイニングLe Pressoir d'Argentは2つ星を取っていてお値段もそれなりですが、ブラッスリーLe Bordeauxの方は手の届く値段。しかも、前はお昼だけだったコースメニューが夜も食べられるようになったので、更に気軽になりました。

そのうえ、なんと言ってもこのロケーション。

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ブラッスリー上階からの眺め。

予約の時に、特別なディナーですか?と聞かれたので、結婚記念日です~、と言ったらこんな特等席にしてもらえました。
メインレストランよりこっちの方がいい場所にある(笑)
このホテルもグラン・テアトルと同じヴィクトール・ルイの設計なので、統一感がありますね。

さて、お料理は予定通り前菜+メイン+デザート=39€のコースで。

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ワインはClarendelle inspiré par Haut-Brion 2014

これって、シャトー・オー・ブリヨンの?とソムリエさんに聞いたら、オー・ブリヨンで不適格とされたブドウを使っているとのこと。AOCぺサックでもグラーヴでもなくボルドーなので、オーナー会社のクラランス・ディロン・ワインズが持つメドックやサンテミリオンなど他の畑からのブドウも合わせて使われているようです。やはり力強さには欠けますが、飲みやすくバランスのいい味わい。
ワインが来るのを待っていたら、突き出しのグージェールを食べる前にもう前菜が来てしまった。早い!でもちゃんと置いたままにしておいてくれました(笑)
このグージェールがまたおいしくって。中にチーズクリームが詰められていて、リッチな味わい。1個しかなくてよかった~、こんなの何個もあったらお腹いっぱいになってしまう(いや、食べなきゃいいんですが)。

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前菜はサーモンのグラヴラックスとカリフラワーのムースリーヌと

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パセリ入りハムのテリーヌとピカリリー

このサーモンはすごい。今までに食べたグラヴラックスと全然違う!!!もっちりと弾力があって凝縮された味。ムースリーヌがすごくちょびっとしか乗ってなかったのですが、サーモンだけで十分おいしいので邪魔されなくていいって感じ。ま、そこまで計算された量なんでしょうけど(笑)
テリーヌもおいしかったけど、サーモンのインパクトに比べると普通かな~。でもピカリリーってイギリス料理だよね。その辺ゴードン。

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メインは二人とも牛頬肉とパネのピュレ、グレモラータ添え

上に乗っているのもパネを素揚げしたものだと思います。グレモラータというのは横に添えてあるソースで、本来はパセリ、ニンニク、レモンで作られるイタリアンのソースですが、ミントが入っていたと思う。ナイフが要らないぐらいよく煮込まれていて、これは正統フランスのブラッスリー料理って感じ。でも牛肉にミントソースを添えるのはやっぱりイギリス風な気がする。上からではよく見えませんが、お皿がボウル状になっていて、お肉の塊が実はとてもデカかった…。

アラカルトも基本はブラッスリー料理なんですが、ゴードン色を出すためにフィッシュ&チップスもあります(笑)

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デザートは、レモンのタルトと

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マンゴーとパッションフルーツのチーズケーキ!

ネットでこのタルトの写真を見て、絶対これは頼まねばと思っていた(笑)。実は私、レモンのタルトは好きですが、メレンゲが好きではない。でもこの麗しいタルトはぜひ実物を拝んでみたくて。食べてみても、レモンの酸味がかなり効いているので、メレンゲと一緒に食べるとまろやかになっておいしかったです。でもかなり濃厚で、見た目よりボリュームありました。
逆にチーズケーキは、大きさの割にあっさりしていてパクパク食べれた。半分こしようね、と言って途中でお皿を交換して食べていたら、サービスのお姉さんにあら~、交換したのね!とチェック入れられました(笑)

いやいや、満足。メニューの内容、季節によって替わるのかな?また違うものも食べてみたいです。

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表のテラスには本物の暖炉が。

しかし、あまりにも寒くて誰も座ってませんでした(笑)



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グラーヴのシャトー巡り 2018

ワインシャトー
10 /20 2018
今年も行ってきました、グラーヴのポルト・ウヴェルト。今年はすっごくお天気が良くて気持ちよかったのですが、車の中は温度が急上昇するので、ワインを買うのには向いていない…。日陰を探して停めないといけませんが、田舎の農家のこと、高い建物があるわけじゃなし、なかなか難しい。

さて、今年もいつものように、高速をLa Bredeで降りてボーティランへ。ここにある3軒のうち、まだ行ったことのなかったChâteau Le Tuquetへ。

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かなり古いシェです。

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オーナーのお爺さんが出てきて、試飲?見学?と聞いてくれたので、じゃあさっと見せてもらおうかな、と言ったら話が長い(笑)
いや、天然ボケ入っててなかなか面白かったんですが、全然さくっとじゃなく。

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秋ですねえ。

やっと試飲に辿り着いて(笑)、白の2017、赤は2016、2015、2014とありましたが、白はかなりセック。グラーヴには珍しいぐらいの辛口。赤は2016が一番バランス良く感じました。

tuquet5.jpg Blanc 2017(7,10€)、Rouge 2016(9,70€)

赤は特別2€引きで、実際は7,70€!安い…、でも2本しか買わなかったけど(笑)
最近特にグラーヴはストックを控えているので、ちょっとずつ。

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シェの向こうにあった母屋のファサードは、かのヴィクトール・ルイによるものだそうです。

そういえばエチケットの絵もこれですね。ドアのデザインなんか、グラン・テアトルを思わせる。当時の貴族のお屋敷だったんでしょうねえ。
思いの外、1軒目で時間を取ってしまい、お昼を食べ損ねそうな時間。ポダンサックまで南下して、前にも行ったブラッスリーに入ってみたら予約で一杯。その隣のレストランは既にサービス終了とのことで、諦めて近くでフード・トラックのあるシャトー…という訳で、アルバナッツにあるChâteau des Placesへ。
テントがしつらえられていて、テーブルと椅子が置かれていたのですが満席。それならと、まず試飲に行きました。赤白それぞれ3種類、それにミレジム違いもあって、ゆっくりしました(笑)

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Château des Places 2016 (9,90€)
Agora du Château des Places 2015 (17,50€)

白もなかなか良かったのですが、結構高めだったので赤を2本。ここにはシャトー・ラグランジュもあったのですが、前に来た時には家族経営のこじんまりした別のシャトーだったので、ここに買われたのかしらね。
試飲している間にテーブルが空いたので、フード・トラックに行ってみたら、定番のバーガーの他にいくつかお料理もありました。私はバーガー、princeは半身のマグレを食べて満足。

後は良いシャトーが揃っているポルテッツ、殆ど行き尽くしてしまったので、残っている2か所を制覇することに。
まずChâteau Doms。
立派な門構えで、結構たくさんの人が来ています。私たちも名前は知ってる気がする…、と思ったけど、飲んだことがあるかどうかは謎。白と赤を2種類、さくっと試飲して私は特に…、と思ったけどprinceは買いたいというので1本だけ。

Château Doms Cuvée Amélie 2015 (11,50€) graves1_20181025064255bd4.jpg

最後はすぐお隣のChâteau Tour Bicheau。
ここもお客さんがたくさんいて、サービスも販売担当って感じの口の達者な若い女の子。そのせいかどうか、試飲の量はケチ臭かったけど(笑)
白がおいしくてしかもお手ごろ。赤は2種類(だったかな?記憶が…)。

graves3_20181025064259148.jpg Blanc 2017(6,10€)、Rouge 2016(8,20€)

という訳で、全部で8本。いやあ、やればできる!(笑)

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