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Pupille

映画
01 /03 2019
今年の初映画は、地味なフランス映画…かと思ったら満員御礼。

pupille.jpg 「PUPILLE」
Sortie : le 5 décembre 2018
De : Jeanne Herry
Avec : Sandrine Kiberlain, Gilles Lellouche, Élodie Bouchez, Olivia Côte, Clotilde Mollet ...
あらすじ 匿名出産で生まれたテオは、生みの母に親権を放棄され、養子縁組に出される。2カ月間は母に取り消す権利がある為、その間の仮の受け入れ家庭探し、正式な養母の選択と、社会福祉事務所はフル回転。養子を希望して10年が経つアリスに、遂にその日がやってくる…。

公開から5週目で、確かにホールも小さいし、1日2回の上映だけど、なかなか満員ってことはないものです。お客さんが少ないから上映回数が減っているんですものね。しかし、実は2週間ぐらい前、その時は中ぐらいの大きさのホール、しかも平日の昼間で空いているはずの時間帯だったのに、満員で諦めたという過去が。確かに今バカンス中で、大人向けのいい映画が少なく、あんまり観るものないなあ、という感じなので、集中してしまっているのかもしれませんが…。
ともあれ、観終わった感想として、人気も納得。匿名出産と養子縁組のプロセス、なかなか知ることのない世界が偏ることなく丁寧に描かれている。母親をケアし手続きをする人、2カ月面倒を見る人、養父母候補者を何年にも渡って観察する人…、たくさんのソーシャルワーカーが出てきますが、彼らの目的はただ一つ、子供が幸せになれる親を見つけること。主流のエピソードではないけれど、施設にいる子供に時々会いに来る実母たちも登場します。
サンドリーヌ・キベルランはその子供たちの面倒をみたり、母親と面談したり、テオの家族にジル・ルルーシュを推薦したりと忙しく活躍するさばさばとしたキャラなのに、子供たちやルルーシュに対しては表情豊かで愛情たっぷり。彼女は芸達者なことで有名ですから不思議じゃないけど、ルルーシュはびっくり。赤ちゃんの優しいパパ役なんて、まず思いつかない(笑)
エロディ・ブシェーズは久しぶりに観ましたが、エキセントリックな役が多かったけど、今回は割と大人しい。でもやっぱりちょっと変…、と言うか喋り方がなんか精神が不安定な人っぽいのよね。ここではそういう役ではないと思うんですが…、だったら赤ちゃん任せられないもんな(-_-;)
タイトルのピュピーユはpupille de l'Etat、匿名出産で生まれた子供=国家援助を受ける孤児のことですが、瞳の瞳孔を指す単語でもあります。

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