サンテミリオンのシャトー巡り 2023(2)
ワイン
サンテミリオンの村から出て車に戻り、次に向かったのはChâteau Balestard La Tonnelle。村から徒歩でも来れるほどの近さです。

広いテラスを備えたモダンな建物。
おお、あそこが試飲会場ね、といきなり向かおうかと思っていたら、建物の入り口で待ち構えていたおじさんにつかまり、フランス語?ああちょうどよかった、今出発します、と有無を言わさず見学参加(笑)。サンテミリオンはこういうところ多くて、試飲だけ~とかあんまりさせてもらえず時間がかかる(-_-;)

まあでもなかなか楽しいおじさんの説明と、積極的に質問などする若い女の子グループのおかげで和気藹々と進みました。

試飲はモンターニュのCh. Roudier2019(14,25€)とバルスタール2015(38,25€)。
値段はこの日特別のポルト・ウヴェルト価格。普段はバルスタール51€(-_-;)
さて、モンターニュもなかなかおいしかったですが、ここまで出すほどでもないか…、と言う感じ。バルスタールはやっぱり良かったですけどね。まあ元々買おうと思って来てないので試飲できて満足。

テラスからの眺め。
名前に付いている"La Tonnelle"(あずまや)がこれ。15世紀のものだとかで、おそらくサンテミリオンの村の防御のために使われていたのでは、という由緒あるもの。向こう側に村の教会が見えます。
さて、もうだいぶ満足度も高まってきたのですが、あと1軒西側にあるクラッセのところ行こうと向かっていたら、フォーリー地区を通り抜けていた。そう言えば、Château Tour Grand Faurieの村の中にあるブティックが閉まっているのを見て、あ、買いたかったのに、とprinceが言っていて、予定外だけど前を通ったのでもちろん立ち寄りました(笑)
ここはサロンで何度も試飲したことあるし、よく知ってるのですが、家庭的なシャトーにありがちで、あるもの全部出してくれる上に気前よく注いでくれる。しかも急に雨が降ってきて狭いテントの中に4、5人の北欧系ヤロー達と一緒にぎゅうぎゅう詰め(笑)
ワインもモンターニュ、サンジョルジュ、サンテミリオン、それぞれ複数ミレジムある上に、メインのグラン・クリュに至っては2012から2020までずらずら~っと(笑)
で、もう何が何だか状態でしたが、買ったのはこの3種類。

サン・ジョルジュのFeytit Divon 2020(16€) と、トゥール・グラン・フォーリーの2016(22,50€)と2020(22€)。
ここ、お手頃なイメージだったんですが、私の記憶は10年ぐらいアップデートされてなかったようだ(笑)。でも相変わらずおいしいし、マダムも働いてる人も感じが良いシャトーです。見学・試飲(無料!)も随時受け付けているのでお勧め。サイトから申し込めます。
さて、最後は西の端っこ、ポムロールとの境にあるChâteau Corbin Michotteへ。ここ、2012年の格付けでクラッセから外れたものの、昨年復活。しかしクラッセ組だというのに誰もいない。有名シャトーがひしめくサンテミリオンきっての高級エリアにあるというのに、どういうことだろう。後から知ったのですが、この2012年の格付けの際、それまでずっと2つだけだったプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに新たに2シャトーが加わったことで疑念を呼び、降格されたいくつかのシャトーがこの時の格付けの正統性を巡って裁判を起こす騒ぎになり、結果それまで君臨していたトップの2軒をはじめ、いくつかが格付けに参加しなくなったという経過が。そんなこともあって、クラッセには復帰したものの、なんか評判悪くなっちゃったのかな…、なんて憶測ですが。
さて、ここも試飲は色々取り揃えていて、うちは白も作ってるの、ということで早速いただきます。これはウマい!これこれ、こういうのを探していたのよ。シャトーに来なきゃ買えない知る人ぞ知る、そしてちょっとお得感もある逸品。あとモンターニュ、サンジョルジュもあったけど、モンターニュを1杯ぐらいと、後はメインのコルバン・ミショットをミレジム違いでいくつか。このエチケットは見覚えがある、と思ったらワイン祭りで飲んだことがあった。その時もおいしいと思ったけど、やっぱりいいです。そして、ポムロールも2018と2016だったかな?意外にも新しい方が飲みやすくて、古い方がまだ口の中に引っかかる感じ。

ボルドー白のMayne d'Olivet 2016(16€)とポムロールのCh. Cantelauze 2018(36€)
サンテミリオンに来たのに違うもの買ってますが、お値段を見ると、ポムロールとコルバン・ミショットあまり差がなかったのでポムロールを買うことにしました。ミレジムで私たちの意見が一致したのがポムロールだったというのもある。
試飲の時ひとりでぶらっと来たおじさんが一緒だったんだけど、彼はここはサンテミリオンだからこっちを買うよ、とコルバン・ミショットの方を買ってました。
という訳で、今年のサンテミリオンはちょっと収穫もあり(私は別に試飲だけで終わっても構わないんだが、何も買わないとぶつぶつ文句を言う人が(-_-;)、近年になくいっぱい試飲もできて満足でした。

広いテラスを備えたモダンな建物。
おお、あそこが試飲会場ね、といきなり向かおうかと思っていたら、建物の入り口で待ち構えていたおじさんにつかまり、フランス語?ああちょうどよかった、今出発します、と有無を言わさず見学参加(笑)。サンテミリオンはこういうところ多くて、試飲だけ~とかあんまりさせてもらえず時間がかかる(-_-;)

まあでもなかなか楽しいおじさんの説明と、積極的に質問などする若い女の子グループのおかげで和気藹々と進みました。

試飲はモンターニュのCh. Roudier2019(14,25€)とバルスタール2015(38,25€)。
値段はこの日特別のポルト・ウヴェルト価格。普段はバルスタール51€(-_-;)
さて、モンターニュもなかなかおいしかったですが、ここまで出すほどでもないか…、と言う感じ。バルスタールはやっぱり良かったですけどね。まあ元々買おうと思って来てないので試飲できて満足。

テラスからの眺め。
名前に付いている"La Tonnelle"(あずまや)がこれ。15世紀のものだとかで、おそらくサンテミリオンの村の防御のために使われていたのでは、という由緒あるもの。向こう側に村の教会が見えます。
さて、もうだいぶ満足度も高まってきたのですが、あと1軒西側にあるクラッセのところ行こうと向かっていたら、フォーリー地区を通り抜けていた。そう言えば、Château Tour Grand Faurieの村の中にあるブティックが閉まっているのを見て、あ、買いたかったのに、とprinceが言っていて、予定外だけど前を通ったのでもちろん立ち寄りました(笑)
ここはサロンで何度も試飲したことあるし、よく知ってるのですが、家庭的なシャトーにありがちで、あるもの全部出してくれる上に気前よく注いでくれる。しかも急に雨が降ってきて狭いテントの中に4、5人の北欧系ヤロー達と一緒にぎゅうぎゅう詰め(笑)
ワインもモンターニュ、サンジョルジュ、サンテミリオン、それぞれ複数ミレジムある上に、メインのグラン・クリュに至っては2012から2020までずらずら~っと(笑)
で、もう何が何だか状態でしたが、買ったのはこの3種類。

サン・ジョルジュのFeytit Divon 2020(16€) と、トゥール・グラン・フォーリーの2016(22,50€)と2020(22€)。
ここ、お手頃なイメージだったんですが、私の記憶は10年ぐらいアップデートされてなかったようだ(笑)。でも相変わらずおいしいし、マダムも働いてる人も感じが良いシャトーです。見学・試飲(無料!)も随時受け付けているのでお勧め。サイトから申し込めます。
さて、最後は西の端っこ、ポムロールとの境にあるChâteau Corbin Michotteへ。ここ、2012年の格付けでクラッセから外れたものの、昨年復活。しかしクラッセ組だというのに誰もいない。有名シャトーがひしめくサンテミリオンきっての高級エリアにあるというのに、どういうことだろう。後から知ったのですが、この2012年の格付けの際、それまでずっと2つだけだったプルミエ・グラン・クリュ・クラッセAに新たに2シャトーが加わったことで疑念を呼び、降格されたいくつかのシャトーがこの時の格付けの正統性を巡って裁判を起こす騒ぎになり、結果それまで君臨していたトップの2軒をはじめ、いくつかが格付けに参加しなくなったという経過が。そんなこともあって、クラッセには復帰したものの、なんか評判悪くなっちゃったのかな…、なんて憶測ですが。
さて、ここも試飲は色々取り揃えていて、うちは白も作ってるの、ということで早速いただきます。これはウマい!これこれ、こういうのを探していたのよ。シャトーに来なきゃ買えない知る人ぞ知る、そしてちょっとお得感もある逸品。あとモンターニュ、サンジョルジュもあったけど、モンターニュを1杯ぐらいと、後はメインのコルバン・ミショットをミレジム違いでいくつか。このエチケットは見覚えがある、と思ったらワイン祭りで飲んだことがあった。その時もおいしいと思ったけど、やっぱりいいです。そして、ポムロールも2018と2016だったかな?意外にも新しい方が飲みやすくて、古い方がまだ口の中に引っかかる感じ。

ボルドー白のMayne d'Olivet 2016(16€)とポムロールのCh. Cantelauze 2018(36€)
サンテミリオンに来たのに違うもの買ってますが、お値段を見ると、ポムロールとコルバン・ミショットあまり差がなかったのでポムロールを買うことにしました。ミレジムで私たちの意見が一致したのがポムロールだったというのもある。
試飲の時ひとりでぶらっと来たおじさんが一緒だったんだけど、彼はここはサンテミリオンだからこっちを買うよ、とコルバン・ミショットの方を買ってました。
という訳で、今年のサンテミリオンはちょっと収穫もあり(私は別に試飲だけで終わっても構わないんだが、何も買わないとぶつぶつ文句を言う人が(-_-;)、近年になくいっぱい試飲もできて満足でした。