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Mademoiselle de Joncquières

映画
10 /14 2018
9月になってから続々出てきた新作を全然観ていなかったので、早く行かなければ終わってしまう~、と焦っています。
今日はエマニュエル・ムレの新作コスプレ。

mllejoncquieres.jpg 「MADEMOISELLE DE JONCQUIÈRES」
Sortie : le 12 septembre 2018
De : Emmanuel Mouret
Avec : Cécile de France, Edouard Baer, Alice Isaaz, Natalia Dontcheva, Laure Calamy ...

あらすじ 18世紀のフランス。若き未亡人のラ・ポムレ夫人は遂に札付きの浮気者のアルシス侯爵の手に落ちる。幸福な数年が過ぎ、夫人は侯爵が二人の関係に飽きていることに気づく。深く傷つくあまり、彼女は若く美しいジョンキエール嬢を使って復讐を企てる…。

めちゃめちゃ現代的だったムレが、ここ数作試行錯誤しているかと思ったら、今度は時代劇?と、かなり意外だったんですが、なんと下敷きの小説は、ディドロの「運命論者ジャックとその主人」。ディドロと言えば18世紀フランスで、美学、芸術を論じた哲学者。で、ピタピタと当てはまる。ムレとディドロ、すごい納得いく組み合わせ。このあたり、実は大学時代私の専門分野だったんですが、読んだことありません(笑)。しかし、今読んでみたくなりました。この小説、ディドロの作品のうち最も映像・戯曲などに使われているだけあって、すごく面白そう。
さて、映画はセシール・ド・フランスがラ・ポムレ夫人…、演技はいいし、こういう策略家で誇り高い役柄も彼女のキャラに合ってはいるのですが、あの子供っぽい声と喋り方がどうも貴族の夫人ぽくない。周りはみんなばっちりなのに、彼女だけ品のない喋り方をしているのはどうも違和感がありすぎて。時代劇に現代的な雰囲気を持たせるために、全員がそういう喋り方をするのなら分かるんですがそうじゃないしねえ。
一方色男の侯爵、簡単に夫人の策略に引っかかりオタオタしているところがいかにもムレ映画に登場する情けない男そのもので、いつものように彼自身が演じてもおかしくはないんですが、彼だとそれこそ侯爵にも色男にも見えなくなってしまうので、ここはエドゥアール・バエーに任せて正解。元々ドタバタコメディの多かった俳優ですが、実は結構芸幅が広くてシリアスもいけてます。
アリス・イザーズも、特徴のある顔立ちで今までキレイと思ったことはなかったが、ここでは天使のような美しさと言われるジョンキエール嬢にピッタリ。彼女だけでなく、田舎の豊かな自然も非常に美しい映像。

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