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Quién te cantará

映画
11 /05 2018
旅行から帰ってきたら、また暖かくなってきました。先週は寒かったし、北に行くからとずっとダウンを着ていたので同じ格好で出かけると暑い…。
さて、スペインの今っぽい映画を観てきました。

quientecantara.jpg 「QUIÉN TE CANTARÁ」
Sortie : le 24 octobre 2018
De : Carlos Vermut
Avec : Najwa Nimri, Eva Llorach, Carme Elias, Natalia de Molina, Inma Cuevas ...

あらすじ 90年代のスター歌手だったリラはここ10年歌っていなかったが、カムバックの準備を進めていた。しかし事故で記憶喪失になってしまう。リラの大ファンで、物まねをしていたヴィオレッタの助けを借り、元の歌手に戻ろうとするが…。

アルモドバルのよう、という触れ込みの通り、彼に影響を受けた若手っぽい感じはします。リラを演じているナジュワ・ニムリ、実際にスペインで有名な歌手でもある女優だそうですが、独特の雰囲気。しかし劇中の歌も主演の2人が歌っているけど、ヴィオレッタ役のエバ・ロラッチの方が声に張りがあって上手い(笑)
色んな疑問を投げかけたまま終わってしまうので、ちょっと消化不良な感じ。こういう終わり方嫌いじゃないけど、全編ゆっくりな展開なのに、最後だけ急にバタバタっと終わってしまうのがなんだかね。マラガとカディスで撮影されていて、リラの家から見える海がコスタ・デル・ソルとは思えないほど静かで暗くて、物悲しく胸に迫る景色です。

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ポンポネット

庭しごと
10 /30 2018
旅に出る前に、たまを田舎に預けに行きました。車を代えてよかったなと思うのは、前より格段に車内が静かなのでたまもそれほどパニックにならないこと。以前はギャーギャー鳴いてはぐるぐる回って、お漏らし、というパターンだったのが、静かに寝そべっているように。もちろん抗議の声は上げ続けてはいるのですが

庭もいない間に寒くなって雨も降るようなので、最後のトマトを収穫。

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まだ青いですが。

既に裂け目もできてしまっているし、これ以上寒い外に置いておいても熟れないだろうと判断して、うちの中で色づくまで待ってみます。ミニトマトは皮が厚くて、多少の雨では傷まないので、赤くなりかけのものだけ採りました。ここまで暖かかったので、まだ葉っぱも落ちず、新しい花も咲いているのですが、いつまでもつかな…?
シシトウもまだ花がたくさんついているので、プラスチックケースを被せておきました。霜が降りるまでは結構頑張ってくれるので、まだしばらく楽しめそう。

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スプレー菊寄せ植えの鉢が安かったので買ってしまった。

こういうまーるく仕立ててある菊をポンポネットと呼んでいます。
トゥッサン(万聖節)の前で、スーパーにもたくさんの鉢が並んでいました。こんな大きくて、重い鉢が6€弱。いかにもお墓っぽいかなー、と思ったけど、これだけ大きいとゴージャス感が出てテラスが賑やかになりました。花が終わったらどこに植えるか考えなきゃ…。

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Le Bordeaux Gordon Ramsay

グルメ
10 /28 2018
結婚記念日に、ゴードン・ラムゼイのブラッスリーに行ってきました!
グラン・テアトルのお向かいにあるLe Grand Hôtel(どっちも芸のない呼び方ですね、現在はインターコンチネンタルになっています)、ここのメインダイニングLe Pressoir d'Argentは2つ星を取っていてお値段もそれなりですが、ブラッスリーLe Bordeauxの方は手の届く値段。しかも、前はお昼だけだったコースメニューが夜も食べられるようになったので、更に気軽になりました。

そのうえ、なんと言ってもこのロケーション。

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ブラッスリー上階からの眺め。

予約の時に、特別なディナーですか?と聞かれたので、結婚記念日です~、と言ったらこんな特等席にしてもらえました。
メインレストランよりこっちの方がいい場所にある(笑)
このホテルもグラン・テアトルと同じヴィクトール・ルイの設計なので、統一感がありますね。

さて、お料理は予定通り前菜+メイン+デザート=39€のコースで。

lebordeaux1.jpg
ワインはClarendelle inspiré par Haut-Brion 2014

これって、シャトー・オー・ブリヨンの?とソムリエさんに聞いたら、オー・ブリヨンで不適格とされたブドウを使っているとのこと。AOCぺサックでもグラーヴでもなくボルドーなので、オーナー会社のクラランス・ディロン・ワインズが持つメドックやサンテミリオンなど他の畑からのブドウも合わせて使われているようです。やはり力強さには欠けますが、飲みやすくバランスのいい味わい。
ワインが来るのを待っていたら、突き出しのグージェールを食べる前にもう前菜が来てしまった。早い!でもちゃんと置いたままにしておいてくれました(笑)
このグージェールがまたおいしくって。中にチーズクリームが詰められていて、リッチな味わい。1個しかなくてよかった~、こんなの何個もあったらお腹いっぱいになってしまう(いや、食べなきゃいいんですが)。

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前菜はサーモンのグラヴラックスとカリフラワーのムースリーヌと

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パセリ入りハムのテリーヌとピカリリー

このサーモンはすごい。今までに食べたグラヴラックスと全然違う!!!もっちりと弾力があって凝縮された味。ムースリーヌがすごくちょびっとしか乗ってなかったのですが、サーモンだけで十分おいしいので邪魔されなくていいって感じ。ま、そこまで計算された量なんでしょうけど(笑)
テリーヌもおいしかったけど、サーモンのインパクトに比べると普通かな~。でもピカリリーってイギリス料理だよね。その辺ゴードン。

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メインは二人とも牛頬肉とパネのピュレ、グレモラータ添え

上に乗っているのもパネを素揚げしたものだと思います。グレモラータというのは横に添えてあるソースで、本来はパセリ、ニンニク、レモンで作られるイタリアンのソースですが、ミントが入っていたと思う。ナイフが要らないぐらいよく煮込まれていて、これは正統フランスのブラッスリー料理って感じ。でも牛肉にミントソースを添えるのはやっぱりイギリス風な気がする。上からではよく見えませんが、お皿がボウル状になっていて、お肉の塊が実はとてもデカかった…。

アラカルトも基本はブラッスリー料理なんですが、ゴードン色を出すためにフィッシュ&チップスもあります(笑)

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デザートは、レモンのタルトと

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マンゴーとパッションフルーツのチーズケーキ!

ネットでこのタルトの写真を見て、絶対これは頼まねばと思っていた(笑)。実は私、レモンのタルトは好きですが、メレンゲが好きではない。でもこの麗しいタルトはぜひ実物を拝んでみたくて。食べてみても、レモンの酸味がかなり効いているので、メレンゲと一緒に食べるとまろやかになっておいしかったです。でもかなり濃厚で、見た目よりボリュームありました。
逆にチーズケーキは、大きさの割にあっさりしていてパクパク食べれた。半分こしようね、と言って途中でお皿を交換して食べていたら、サービスのお姉さんにあら~、交換したのね!とチェック入れられました(笑)

いやいや、満足。メニューの内容、季節によって替わるのかな?また違うものも食べてみたいです。

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表のテラスには本物の暖炉が。

しかし、あまりにも寒くて誰も座ってませんでした(笑)



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Nos batailles

映画
10 /27 2018
ロマン・デュリスがシングルファーザーに挑戦。

nosbatailles.jpg 「NOS BATAILLES」
Sortie : le 3 octobre 2018
De : Guillaume Senez
Avec : Romain Duris, Laure Calamy, Laetitia Dosch, Lucie Debay, Basile Grunberger ...

あらすじ オリヴィエは通信販売会社の倉庫でチーフとして働き、組合の活動もあり忙しい。家庭はブティック店員をしている妻のロラに任せっきり。ある日妻が突然失踪し、2人の子供の面倒を全面的にみることになり、生活の見直しを強いられる…。

この映画、話の内容的に重そうでどうかなあ、と躊躇していたのですが、思っていた以上に良かった。やっぱりロマン・デュリス、どんな役でも説得力があって魅力的に仕上げている。この役なんて、妻がなんで失踪したのかも分からず、子供の面倒もそれまで見たことなく、家事もやったことないのに、自分たちに問題はなかったはずだと他人の話に耳を貸さない、結構鬱陶しい男なのに、なんか応援したくなってしまういいオトコになっている。妹、母、同僚、上司、結局はみんなから愛され助けられ、2人の子供にとってもいい父であろうとする彼、そしていつか戻ってくるであろう妻を信じる気持ちに、観ている方も温かい気持ちになれるいい作品。

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Les Frères Sisters

映画
10 /26 2018
夏の旅行の話が終わっていないのに、次のお出かけが迫ってきてしまった。そのうえ観たい映画もたくさん始まっているので、週末には2、3本観る羽目に。
で、今日は既に1か月以上経過のジャック・オーディアールのウェスタン。

freressisters.jpg 「LES FRÈRES SISTERS」
Sortie : le 19 septembre 2018
De : Jacques Audiard
Avec : Joaquin Phoenix, John C. Reilly, Jake Gyllenhaal, Riz Ahmed, Rutger Hauer ...

あらすじ ゴールドラッシュに沸く1851年オレゴン。コモドアに雇われた生まれながらの殺し屋チャーリーと、普通の生活を送りたいと願っている兄のイーライのシスターズ兄弟は、化学者のヘルマンを追ってカリフォルニアへと向かう…。

小説「シスターズ・ブラザーズ」の映画化権を買い取ったジョン・C・ライリーが、ジャック・オーディアールに監督を依頼したという経緯のこの映画。これまで常に自分の作りたい映画を作ってきた彼が、初めて他人から持ちかけられたプロジェクトで、こんなことがなければウェスタンを撮ることなんてなかっただろう、と言っています。
ホアキン・フェニックスとライリーが兄弟の役というのもなかなかすごい。大体、ホアキン誰だか分らん変貌ぶりだし。コモドア役のルドガー・ハウアーにもちょっと驚いた。すっかり爺さんになっちゃって(笑)
しかし、この展開、まあ原作通りなんでしょうけど、なんだかなあ。アメリカっぽいというか、ウェスタンらしい展開と言えばそうなんだけど、オーディアールなんだから、もっと破壊的な感じとかひねりがあるのかと期待してしまいました。
タイトルをフランス語に訳すと意味がなくなるので、英語のままにしておけばよかったのに。あ、でも原作のフランス語版がこのタイトルなのか…。

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